(あっつ…..)
溶けかけのアイスを口に含みながら思う。
せっかくの夏休み、外に出ようと意気込んだものはいいものの、暑くてそれどころでは無い。
雑に結われた髪から汗が滴る。
木の影から出る木漏れ日すらも眩しい。
夏はまだ始まったばかりだと言うのに。
小さな溜め息は夏蝉の鳴く声に呑まれた。
立ち上がり、人通りの少ない田舎道を歩く。
貴方との思い出を背に
海のように青く広い空を上に。
貴方とのかけがえのない思い出を乗せて。
(あ…当たり)
輝く海にふと制服姿の貴方が映る。
真夏の太陽よりも眩い笑顔と、真っ青な海よりも透き通った貴方の声。
もうなくなってしまったそれも。
この愛を夏の風と共に貴方の元へ。
「───。」
小さな呟きは夏に溶けていった。
おかえりなさい!お久しぶりです〜!
本当急に書きたくなってェ…めちゃくちゃに短い小説ですが。え、まって本当に短いな?短すぎか??…いっか。
まぁ、少し夏らしい小説?を。
「エリカ」っていう花なんですが、8月5日の誕生花でして。
「孤独」「寂しさ」なんて花言葉があるんですよ。ピッタリやんけ!と思ってね?
貴方って言うのは女か男かどっちもいけます(主人公も)
自由に解釈(想像)してくだせぇ…
それじゃまたね👋
コメント
4件
まじで言葉のレパートリーすごすぎる エモエモのエモやん。。これは男×男であってほしい
初コメ失礼します。わあすごいです!表現の仕方とかミステリーみたいな感じ表せるのめっちゃいいです!フォロー失礼します💦