虚言癖の義妹は性別も虚言でした

レリア・ブロサイド

キラキラと光り、緩くウェーブがかった金髪

宝石のような青い瞳

皆が口を揃えて言う…

『聖女』だと

エリアナ・ブロサイド

カラスのような漆黒色、真っ直ぐな髪

血のように赤黒い瞳

別名『死神令嬢』

正反対な私たちは仲が良かった、これからも仲のいい姉妹でいられると思っていた。

エリアナ｢レリア…なの？｣

レリア｢はい！エリお姉様！｣

エリアナ｢…私の記憶ではレリアは可愛らしい女の子だったはずだけれど…あと手を離してちょうだい｣

レリア｢あー、お母様から聞いてないんですね｣

エリアナ｢え？｣

レリア｢なんて言ったらいいのか…｣

エリアナ｢？｣

レリア(かわいい…)

レリア｢まぁそんなこと今はどうでもいいじゃないですか！｣

エリアナ｢どうでもよくないわよ！？｣

レリア｢私の本当の名は『レオ』です(無視)｣

レオ｢お姉様の…いえ、エリアナ嬢の婚約者になりました！^^｣

エリアナ｢▪️▪️▪️ん？｣

作者より

なんかもう…無茶苦茶ですね