テラーノベル
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37
Veille
69
#通りゃんせ
桜城
46
花がふる道そこでレッドカーペットがひかれたら。どんなに嬉しいのだろうか私には、予想できない。だが、それはまだ私の先の未来だ。チリーンチリーン風で透明な風鈴が、夏を誘っている。私はその風鈴の根から名付けられた山宮風明(やまみや ふうあ)高校2年生だ。今日も今日とて寝坊をした。だからいつもの通学路を軽やかにはしる。すると、花の香りがする風鈴みたいに綺麗な心のおとがした。振り向くも、クラスであまり話さない地味な佐藤暗だった。いつも本を読んでぶつぶつとなにか言っている。そう、私には、未来に怒ることがわかる。今日はなにもないはずなのになぜか花びらが吹いて私の心を水面みたいに揺らした。「,、、、あなた何者なの?」私は静かに聞いた。あの夕日のなか、からきたこのように揺ったりと口角を上げて、わらう口角を上げニコッと笑って見せる佐藤くん。わたしの足は一歩後ずさり不気味だと感じた。でも、震えた声で彼の目の前に手を差し出した。わたしは口を開いて声を出した。「~~~~~~~~~~~」そう。これが、風が、花が鐘のように始まりだと告げた。佐藤くんは瞳をゆっくりと開きわたしの目をじっと見つめ笑って空に声が響いた 「…、やっぱり。その目をわたしはしっている。」このめが、こんな目を褒めているかのように薄ら笑いを解き、フワッと笑った。こんなにも美しい顔をみたことがあるのか。わたしには考えることがたくさんあったのに瞳を瞳でダイヤのようにキラキラと輝く瞳を見つめた。心底うらやましいと、心のなかに聞こえたことがなかったのにわたしの心のなかに鐘の音がなり、そこのよこをすっと。風が通って、鐘を心の中から追い出された。そう、わたしは感じたのだ。でも、彼の心は、澄んでいるのに同時に奥で、釜を持った死神の姿がこちらを覗いていたような気がした。そして、かれは私のてを握って笑った。 「これからよろしくね。山宮風明さん」 悪魔の誘いのようだった。それでも、わたしは彼のことが気になって気になって仕方がなかった。だから負けじとてを握り返した。そしてひきつった笑顔で 「こちらこそ。よろしくお願いします佐藤くん」そして、何がきっかけかわからないままかれは、佐藤くんはわたしによく話しかけるようになった。わたしは気になっていた佐藤くんに構いすぎたのだ。だから、ただ守りたかったそれだけだったのかもしれない。気がつけば、身体が道路に飛び込んでいた。そのときにわかったのだ。あのときの死神は、本当の死神だったのだ。わたしがであったことで産まれた私が死神なんだって。佐藤くんや回りには、話せなかったけどなんとなくわかってたの自分がいたからおこってしまった。そう思い込まないとやってられなかったから。あのね。佐藤くん私は優しくはないのあなたは、優しいといってくれるけど回りから神様と頼られるけど私自身はみんなと同じ人間。生身の身体が耐えられるわけなかったのにね。なんでこんなことしちゃったんだろうね私。そして、目がうまく空かない目がぼやけて佐藤くんの姿が見えた。私の指先は彼の頬を撫でていた。 「やっぱり綺麗なんだね。暗」頬をなぞり、声をかみ殺してないた溢れ出赤いす雫が、床を静かにおおっていった。私の意識はそこで、途切れた。
コメント
3件
うわ、第2話でいきなり核心に触れる展開が来たね…。風鈴のモチーフが綺麗に伏線になってて、最後の「私が死神だった」って気づきのシーンが切なかった。佐藤くんの「その目をわたしはしっている」って台詞、第1話から引き継がれてる感じがして世界観の構築が丁寧だな。主人公が自分を人間だと思い込みたかった心情もわかる。次の展開がすごく気になる!