?「お目にかかれて光栄です、エヴァ様」
この声は…皇太子の浮気相手マリアの声ね。実はこの原作はアニメ化したほどのヒット作品。
マリアは人気投票1位でエヴァは2位。そう私はこいつに負けている。
私「あらマリアそのドレスは…」
主役って私よね…?と思うほど彼女はカラフルな色、派手なデザインのドレスを着ていた。私よりも目立とうとするなんていい度胸じゃない?
マリア「えぇ、エヴァ様が着ていたドレスと同じ仕立て屋の方に作ってもらいましたの」
私「そう、私も似たようなドレスを持っていた気がするけれど…」
マリア「そうなんですか!センスが似ているということでしょうか、とても光栄です!」
キール「さっきから聞いていれば無礼なことばっかり言っているわ、あの女」
シアン「立場がわかっているのかしら…」
キャロル「ほんっと無礼極まりないわ 」
キールとシアン、キャロルは簡単に言えば私の取り巻き。いつかのために私を慕っている模様。
私「3人ともそんなこと言わないの、私に憧れているのでしょう、嬉しいわ」
マリア「え、えぇ…」
私「ま、誰のドレスかは置いといて…」
私「面白いことするのね、気に入ったわ?((圧」
マリア「…(ドキッ)」
私「あなた今度のパーティーは来なくていいわ、何を目的できているのか知らないけれど…」
マリア「そ、そんな…なぜそんなこと…」
ケビン「マリア、どうして泣いている?!」
マリア「エヴァ様がもうパーティーに来なくていいとおっしゃったので…」
ケビン「エヴァお前は調子に乗りすぎだ」
私「立場をわきまえていらっしゃらなかったようなので?」
ケビン「お前こそわきまえたほうがいいのではないかエヴァ、お前は皇太子の妻だぞ」
私「あら失礼、いいわよね男って浮気ができて…」
キール「浮気!?ケビン様が…」
シアン「まさか、エヴァ様にぞっこんと噂だったのに…」
キャロル「エヴァ様に対して浮気!?なんて男…」
ケビン「不倫とはなんだ…公の前で…」
私「あら事実を言っただけだけど…ま、私は気にしていないけどね?彼女が気にしているみたいよ」
ケビン「マリアが?」
私「えぇ、私にかまってちゃんをかましてくるのよ、ちゃんと相手してほしいわ、皇太子様」
ケビン「マリア、外に出よう…、エヴァ頭を冷やせ」
私「皇太子様、人の中身を見る力をつけましょ」
ったく、浮気男が…ほんと呆れるわ。ま、そんなこんなで少しお騒がせしてしまったけれど、今日はパーティーそんなこと気にせず楽しんじゃお〜!
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