テラーノベル
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【注意事項】
①この作品には、以下の要素が含まれます。
・自カプ‼️‼️‼️
・学パロ
・口調迷子
※BL❌※
②他SNSなど、齋-nari-の作品を公に出すことは絶対にしないでください
おてんばうさぎと世話焼きねこ
その2人はいつも正反対で、話すところなんてほとんど見たことがないと他生徒にもよく言われている。
なのに、2人はよく寄り添うようにそばに居るところばかり目撃されているらしい。
うち1人は なんでも器用にこなす天才末っ子といわれ、
ショートヘアとピアス(実際開けてないのでなりの主観)が似合うハイセンスガールの 普楽麻。
もう1人は 人見知りな頼れる関西人で、
かっこいいウルフのお姉さんといわれている なり。
実際のところ、半関西人(?)のようなものだが。
簡単に言ってしまえば本当に「正反対」なのだ。
きっと誰しもが性格が合わないと言うほどの。
確かこの間は2人が取っていた科目の考査順位が並んだか何かで、同じペアになっていたがお互いにあまり乗り気では無さそうだった。
それなのに、昼休憩になると2人して教室から姿を消す。おまけに見かけると絶対に2人が揃っている。
そんな状況の2人に話しかけた生徒によると、話に入っていなかった緑髪は普楽麻の肩を肘置きにして眠そうにしていたというお土産話が返ってきただけだった。
そんな噂話ばかり飛び交う校内だが、問題なのはカップルだなんて噂がひとつも無いこと。確かに男女ではないが、疑われてもおかしくはない。
「…とかどう?」
「……ツッコミどころしかないわ」
「えぇー、ありそうじゃん」
「てかなんで眠かったのバレてん…?」
「え、見てたもん」
「きしょ」
中高一貫校であるこの学校にはそれなりに大きな校舎もあり、その分誰も立ち入らないスペースは山ほどある。
自分が関係ないとすぐどっかいくからなぁなんて僕のことを愚痴りながら先に階段を降りるふーさんを眺め、勢いよく立ち上がり後を追う。
追い越す時に彼女の頭をぽんと撫でて、コンビニに甘いもの買いに行こう、と手を差し出した。
「ねーほんとにいいの? 」
「1回くらいいいやろ、さぼっても」
「えぇー…」
「……真面目な優等生さんはご立腹ですねー」
手を引かれるままに学校の近くのコンビニへ歩く。
この人そんなに甘いの好きじゃなかったよね…
結局なりさんは飲み物以外買わなかった癖に僕のカゴにぽんぽんお菓子を投げ入れていった。
しかもちゃんと僕が食べれるやつ。
一緒にレジに向かって気づけば手にはレジ袋。勿論お金はなりさん持ち。
「いやいやいや違うでしょ!!w」
「えぇ?」
「お金返すよ?w」
「いらんよ、責任もって全部食べて」
「…分かった、じゃあ一緒にゲーセン行こう」
「…え?」
結果的に言えばその後の授業は全ブッチした。
引きずるようになりさんを連れて電車に乗り込みショッピングモールへ。
「やった、一旦漫画見ていい?」
「前と同じやないかい」
「えへ、バレた?」
コンビニで買ったなりさんのペットボトルが空になる頃、本命であるゲーセンのプリクラコーナーに辿り着いた。
「…恥ずい思い出しかないんですけど……」
「可愛かったのに??」
「……アホか」
「あでっ」
「おぉー✨✨」
「……」
「今回は割と真面目だからね✨」
「…可愛い」
そんなこんなで大量の荷物と共に学校に戻ると、丁度最終授業の時間帯。
…少しの時間でも教室に戻ろうとする普楽麻の後ろを離れる気もなくふらふら着いてくるであろうなりのことはなんとなく予想できていた。
「あれ、授業行かないの?」
「え、僕行ったらどうすんの?」
「帰るよ」
「急に冷たくなるね」
「だいぶ素よ?」
中身のない会話を繰り広げながら今の時間帯に授業で使われていない部屋の前で足を止めた。
2人は暫く買ったものを見せて笑いあっていた。
普楽麻が散らかすものを笑って片付けながら話を聞き続けるなり。
どこかの噂のようなカップルやらきょうだいやらを思い浮かべる人がいそうなほどに甘い空間だった。
ところで、と普楽麻がなりに話しかける。綺麗に仕舞われた荷物のそばで昼ごはんと称したお菓子を食べながら外を眺めていた2人の視線が交錯し、一瞬だけ少し不思議な雰囲気が漂った。
「なりさんは何買ったの?」
「あー……飲み物とお菓子」
「それは必需品じゃん、他は?」
「んー、欲しいもん無かったからなぁ」
いつも食べ物以外何も買わないかも、と顎に手を添えながら呟く横顔を夕日が照らす。
その隣で渋い顔をして有り得ないと口に出す普楽麻に思わず吹き出すと、更に意味が分からないと苦い顔をした。
「あんたは推しが多すぎんねん」
「別にいいじゃん!!」
「いいけどねー、本当に必要なものだけに使わないと」
「絶対無理だわ…てかなりさん働いてるじゃんか」
「ははっ、まあね……」
「まあ後輩には奢りたくなるのが性みたいなものですから、何でも買ったりますよ」
「太っ腹〜」
外でチャイムが鳴る。それを合図にカーテンをしめ、荷物を2人で持ったまま教室を出た。
家路を辿りながら、帰ったあとの話をする。
夜ご飯はどうするとか、今日の深夜に見たいアニメがあるとか、その時間は仕事だとか。
それからふと思い出したようになりが顔を上げた。
「僕が買ったもの、一つだけあったわ 」
「え、気になる」
「えーっと…」
持っていた紙袋から出てきたのは革でできた1つの小さな箱だった。
ちょいちょいと手招きするなりに近づくと同時に普楽麻の耳に何かの感触がする。
ほんのり冷たい指の感覚が消えたと同時に鏡を差し出され言われるがままに自分を映すと、耳には紫色のイヤリングが付いていた
「…ピアス開けた時もまた最初に贈らせてね」
「……えっ」
「流石にファーストピアスはピアッサーに付いてるやつだけど」
セカンドピアスは俺のね、とギザな台詞を吐いたと思うと、忘れてたなんて言ってその耳に触れるだけのキスをした。
「この前の仕返し、意味は知らなくていい」
それだけ言い残し先に走っていくなりをぼうっと見つめながらしばらく硬直したあと、叫びながら駆けて行った2人のこの後は2人だけの秘密。
END
だんだん恥ずかしくなってきた。
もう見るな。特にふーさん。
ここ2人、実はビジュ含め似ているようで割と正反対なんですよね、そこが書いてて楽しかった!
でも二度と書きません。
ちなみになんですけど、サムネも描く予定でした。
が、今更になって修正箇所が出来たため一旦仮で。
あと描きたいシーンがたくさんあるのでそれらと共に2話目でイラストまとめでも出そうかなと考えてます。
その時にサムネも公開しますね
↑すぐ出すとは言ってない
それでは。
耳へのキスの意味
「誘惑」
コメント
10件
激かわ💕爆かわ🫶🏻い💎k(( もうカップルでいいんじゃないすか?(( めちゃお似合いっすよ?😎もう、くっつけっ‼️← 仲良すぎて羨ましい🫠 ふらなり信者発狂案件ほんまにかわいすぎましたありがとうございます
最高でした✨✨✨ 表では関わりがないように見せて裏ではくっつくほど仲がいいのはとても好きです💕 個人的に階段のシーンでなりさんと普楽麻ちゃんの身長差を考えてしまいました(((スミマセン カップルも兄弟もどういう観点からどう思いたいのかがなんかめっちゃ分かる🙄 まじでありがとうございます
もうなりさんったら大胆なんだからッ🫶🫶🫶🫶🫶🫶🫶🫶 セカンドピアスの枠も空けておくね👍️💘 いつか会えたときはほんとにこういうのやろうね🥺🥺 書く側のときはあんま恥ずくなかったけど書かれる側って思ったより照れくさいねwww