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先輩達が卒業式を終え、ローレンは春休み真っ只中の時期だった。軽音部内のバンド活動からライブハウスでの本格的な活動に移行しようと準備を始めている最中だった。
ピコンッ
ローレンのスマホからLINEが来ていた。
💧「文化祭の動画がバズってる」
🥂「え?」
🗝「…」
本格的なバンド活動を始めるにあたってファンは必要不可欠な存在だ。ファンやお客さんが集まらないとそもそもライブハウス側がライブ出演者枠の候補に入れてもらうことすらできない。そんな現状を打破するためSNSに動画をアップし少しでもお客さんを増やそうという魂胆だった。
しかしローレンはSNSに顔を出すことにかなり渋っていた。
そもそもローレンはプロになりたいと思っているわけではなく、今まで通りの雰囲気や活動方針に好意的だった。
でもバンドメンバーとこれからも音楽をやっていく以上それは仕方がないことでもあった。
桜が散り、梅雨に入ろうとしている頃ローレンは放課後ベースを持ちある場所へと向かう。そう今日はライブだ。
バンドのSNSフォロワーは着実に伸びていき近場のライブハウスから出演のDMが多数寄せられていた。しかしまだファンもお客さんも少なかった頃、応援したいからと云う理由だけでハコを開けてくれていたオーナーが経営するライブハウスに向かう。
ローレンは電車に乗り2車両目に乗っているイブラヒムとふわっちを見つける。
💧「お!久しぶり!」
🥂「ローレンだ!」
🗝「おいすおいす〜」
久しぶりにあったイブとふわっちはなんだか大人っぽい雰囲気を身にまとっていた。
目的地に着くと3人は階段を下りイブラヒムがドアを開ける。
「こんにちは」
受付の人が挨拶をする。
「18時入りの出演者さんですね」
お待ちしておりました。奥の楽屋に進んでくだい。
そう促されるまま3人は関係者以外立ち入り禁止区域に足を踏み入れたのだった。
そこには3バンド隊ほど各々が準備をしていた。
「こんにちは〜」
「よろしくお願いします!」
楽屋内ではチューニングや、発声練習をしている人がほとんどだった。
そしてある人がこちらに向かって歩いてくる。
「お久しぶりっす!」
1ヶ月前イブラヒムの友達の友達として紹介されたドラマーだ。年齢はイブとふわっちと同い年で大学生だった。軽音部時代にドラムを担当していた相田は学校と塾での勉強でバンドとの両立が厳しくなってしまった。
ローレンはというと相田のように名門大学に行く目標も特になく学校での勉強だけで何とか平均的な大学に行ける成績は確保していた。
💧「小森!いつもまじありがとな」
小森「いやこちらこそっす!ここのバンドはやりやすくて楽しいっすから」
コメント
2件
fwとibの大学生姿がとても見たい、泣 ここのlrさん同級生じゃなくて1つ下っていうのが良いんですよねぇ…✨ 続き楽しみに待ってます🍀