テラーノベル
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こんばんわ!!りんかだよ!!😊
今回は!チャットノベルのお話!!
短編集で、1話で終わるように作るから!!
みんな見てくれよな☆
コメントもあったら嬉しい😵😮
ある日の、貴方と阿形さん般若さんのお話
『夢の続きを、君と』
「なんで来ないの〜!? さみしいって言ったじゃん!」
阿形の拗ねた声が、スマホ越しに響く。画面には、寝癖のままの髪をかき上げる阿形と、奥で気だるそうに横たわる般若の姿。ふたりとも、ライブ後の楽屋でゴロゴロしているらしい。
「仕事だったんだってば……終電も逃したし」
「それでも! 来てほしかったの!」
阿形は唇を尖らせて画面にぐっと顔を近づける。そのすぐ後ろから、般若がゆるりと顔を覗かせてきた。
「○○、悪かったな。阿形がずっと、『○○に会えないと死んじゃう』って騒いでたんだわ」
「はぁ!? 言ってねぇし!」
「言ってたよ。“もうやだぁ”とか」
般若がにやりと笑う。阿形は耳まで真っ赤になって、スマホの向こうでバタバタと暴れ出した。まるで犬のように落ち着きがない。
「ふたりとも…相変わらずすぎる」
私は笑いながらも、胸の奥が少し痛んだ。こんな風に、画面越しでしか会えない日が増えていた。忙しくなる彼らを応援してるはずなのに、ふと、置いていかれてるような気がしてしまう。
「……ねぇ、寂しいのは私のほうかもよ?」
ぽつりと呟いた言葉に、ふたりが一瞬、静かになった。
「なに、それ。ズルくない?」
阿形が真面目なトーンで言った。
「ずっと俺たちのこと応援してくれて、支えてくれてさ。今さらそんな可愛いこと言われたら、俺、ほんとに……連れ去りに行きたくなるじゃん」
「阿形、おまえ口説き方うますぎて引くわ」
「うっせ、兄貴だって顔が全部ズルいくせに」
般若は、こちらに向かって静かに目を細めた。
「○○、俺たちが夢追い続けてる間、待ってくれる?」
「……うん。待つよ。だけど、私のこと、忘れたりしないでね」
「忘れるわけないでしょ!」
阿形が即答した。
「ずっと、目を閉じたときに浮かぶのは、○○の顔なんだから」
般若も、ゆっくりと頷く。
「ライブが終わって、楽屋で静かになったとき。真っ先に思うのは、“○○に会いたい”ってことだよ?」
胸が締めつけられるような言葉だった。嬉しいのに、どこか切ない。ふたりの距離は、いつも少し遠い。だけど――
「ねぇ、じゃあ次のライブ。私、行くよ。最前で、ずっとふたりを見てるから」
「え、ほんと!? じゃあ俺、めっちゃ煽るからね!」
「ステージからでも、すぐ見つけてやるよ」
画面の中でふたりが笑う。その笑顔は、私の心をそっと温めてくれた。
夢を追う彼らと、夢のような日々を生きる私。たとえ手が届かなくても、見つめ合える距離にいるなら、きっと大丈夫。
だから今夜も、スマホ越しに囁かれる言葉を胸に、夢の続きを見るのだ。
「おやすみ、○○。次は夢で会おうな」
どうでしたでしょうか!!
僕的にはなかなかのクオリティ!!😊
最近国語勉強してるから
国語力着いてたら嬉しい😊