桃さん片頭痛

桃side…

桃「んっ、」

ずきっとする頭の痛みで起きてしまった、体が重い、、しかし今日は会議だ。社長として、リーダーとして休むことは許されない 。

桃「んんっ」

一度体を動かしてしまえばあとは歯車のように動くだけだ。

桃「よしっ」

ピシっとスーツを整え家のドアをあけた。今日は曇りか、曇りの方が俺は頭痛がする。

あぁ早く雨降らないかな、雨が降ると少し頭痛が和らぐのだ。

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桃「おはようございまー す」

いつものように挨拶をする

さとられないように元気よく、

桃「確認あったら会議室いるからいつでも来て〜」

そう言い会議室で準備を始めた。

AM10：00

よし準備はこんなもんかな、もうすぐ青とか来るかな、、

あ、薬飲んでなかったまあいけるかないつも飲んでないし（

そう思っているとドアが開いた。

青「おはよ」

桃「青おはよ今日も早いね笑」

そう言うと青は顔を傾げた

青「桃大丈夫？」

えっもしかしてばれた､?!いや、 全て完璧にやっていたはずなのに、？

桃「何言ってんの笑」

「全然大丈夫だよ笑」

青　「いやいつもより目線あわないし顔色終わってるよまじで」

桃「え、まじ」

青「正味いま頭痛い？」

さすが青だな、よく俺のこと見てる

桃「やっぱり青には隠せないか笑」

「ちょっとだけね、寝不足かな？」

青「はぁ、また休んでないの？」　　 「他メン来るまでここで寝とき」

桃「いや、まだ終わってないやつあるし、」

パソコンを開こうとする

青「はいはーい寝てない社長さんはさっさと寝てくださーい」

そう言い青にはパソコンを取られてしまった

でも確かに青の言うとうりこのままだと会議が出来ないかもしれない、お言葉に甘えて少し寝よう

桃「じゃあ全員集まったら起こして」

青「おけ」

「おやすみ」

疲れもあってすぐに眠りについてしまった

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？「な、ちゃ、」

？「、こお、て」

青「桃ー」

桃「っ」

目が覚めるとみんないた。

、頭痛はだいぶおさまったが視界がぼやぼやしている。これはだいぶまずい、

頭痛これ以上悪化しそう。はぁ、今回は雨降ってからやばいパターンか、

黄「なんか桃疲れてんな」

青「桃また夜まで作業してたらしいで」

赤「え、また桃くんしてんの！」

まあ、今日は片頭痛なんだけどさ昨日からやばそうだったから早く寝たのになー

桃「まぁね笑」

「寝たからさっきより良くなったし会議始めるよー」

全員「はーい」

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桃「じゃあここの続きから…」

水「ねー桃ちゃんそこ前やったよ」

え、うそ水に指摘されてしまうとは（

桃「ほんとだみんなまじごめーん」

黄「全然大丈夫やでー」

桃「ほんとごめんね、ありがと」

桃「じゃあここから…」

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桃「じゃあ今日はここでおしまいかな」

一気に空気が緩んだ

それと同時に張り詰めたものが切れさっきと比べものにならないくらい体が重くなった

紫「うぁぁぁぁ！！！！」

水「ねー紫ちゃんうるさいんですけど！！！！」

桃「つ」

水紫いまそんなに叫ぶなて、耳がキンキンしてる、

青「水紫みんな疲れてるんやから叫ぶのやめ？」

そう青が言うと黄も赤も頷いていた

水「えー、このあと桃ちゃんの家で遊ぼうと思ってたののにー」

「ねー紫ちゃん」

紫「おん、この感じ今日は解散て感じ…？」

俺の家か、えー、でもこの感じ二人来たいよな、

桃「俺の家ならまあ、来てもいいよ笑」

二人は目をキラキラさせてこっちをみている

水「いいの?!!やった!！」

紫「桃ちゃんがいいって言ったしみんな来るよなぁぁ！」

赤青黄は顔を見合わせながら苦笑いしている

青「えー、まあ行ってもいいけど桃と話したいことあるからそのあとだったらやな」

桃「じぁあ鍵赤持ってるよね？」

赤が頷く

「じゃあ先言っててもいいよ笑」

紫「桃ちゃんほんまありがと！」

「遠慮なく荒らしまくるわ笑笑」

水「じゃあー桃青置いて先に行くぞー!!!」

黄赤の背中を押しながら水紫は出ていく

ガチャ

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少し重い空気が流れる

もやもやがなくなった、蛍光灯の光がより眩しくなった気がする。そろそろ頭痛来るな、はぁ、

青「なーほんま大丈夫なん？」

「さっきより顔色おわってるで」

桃「大丈夫だって笑笑」

「もー青は心配しすぎ笑」

青「今日多分あの感じあいつら家泊まろうとしてるで」

「桃今日このままもつん？」

桃「…つ」

やばい頭痛が始まった、頭が締め付けられられてて、心臓がバクバクいっている

心做しか吐き気がする。でも絶対に吐くことは出来ない、俺は嘔吐恐怖症だ。

「、、こ」 「な、こ」

青「桃！」

青に名前を呼ばれはっとする、そうだ青何か聞きたいことあるんだっけ、？

桃「な、に？」

「そういえばっ、 聞きたい、こと、あったよねっ？」

青「聞きたいことは桃の体調や」

「ほんまに大丈夫なん？」

さっきより優しく小さい声で聞いてくれている、もうこれ気づかれてんな、

桃「、 そ、れのことか…だい、じょうぶ、だよ笑」

青「もう笑うの、やめや？」

「多分桃片頭痛持ちやろ？」

あぁやっぱり気づかれていたもう言うしかない、

桃「そう、だよ」

青「無理したらあかんて、」

「いまピークやろ？」

気づかれたらどんどんしんどくなってって声も出すことが出来ず何も出来ない自分に嫌気が差した

青「もー大丈夫やから泣かんといて笑」

俺はいつの間にか泣いていたらしい、ほんとにごめんそう思うとますます涙腺が崩壊していくもう涙は止まらない

青「たまには休憩も大切やよ？」

「今帰れんからとりあえず仮眠室行こか？」

そう言うと青は俺のことをお姫様抱っこしながら連れて行ってくれた

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ん、いつの間にか寝ていたらしい寝ていたと言うより気絶下の方が正しいかもしれない

青「あ、起きた？おはよ」

桃「おは、よ、」

青「体調どう？」

桃「さっきよりは全然大丈夫」

「ありがと」

ふと家のことが気になった、あいつら荒らしてないだろうな

桃「ね、水とかって俺の家いるの、？」

青「あー大丈夫やで、たぶん」

たぶん、？たぶんってなんだよ（

桃「なるほ、ど？」

青「まー黄とかがそれなりにしてるよ（」

「今落ち着いとるんやったら帰ろか」

頷く

青「立てる？」

片頭痛落ち着くと足に力入らないんだよな、なんでか分からんけど

桃「、立てない、かも、」

青「じゃあまたお姫様抱っこしていってもええ？笑」小悪魔のように笑う

それだけは絶対に嫌だ、てかさっき社員さんたちに俺の姿見られた？！

桃「それだけは絶対に嫌だ」

「たぶん立てる」

勢いよく立ってみるとやはり足に力が入らないらしい、小鹿のようにプルプルとしている

青「めっちゃプルプルしてるやん笑」

桃「もー、笑わないで！こっちは真剣なの笑」

青「桃も笑っとるやん笑」

「はーい社長さんあるきますよー」

こいつ、、完全にバカにしている

まあ支えてくれないと歩けないんだけどさ

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外に出るとやっぱり雨が降っているこの雨の匂いいつになっても慣れない、

青「あー雨降ってんな、、」

「桃が今大丈夫なら少し走って帰ったほうがよさそうほら」

見せられた天気予報にはこのあと豪雨をになるらしい

これ以上雨降るとか◯しにかかってるようにしか見えない

しかも雷なるとか嫌なセット3種盛りじゃん（

桃「あーやばいね、走ろっか」

青「せやな、無理になったらすぐ行ってや？」

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やっと家に着いた青とほっとしたとも束の間気持ち悪くなってきた

青「え、桃顔色また悪いで」

桃「、めっちゃ気持ち悪い、 」

青「まじか、とりあえず家の中入ろっか」

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桃「これ、誰にも言わないで、」

そう言うと青は少しびっくりした顔をしている

青「わかった、でもこれ以上酷くなったら言うからな？」

俺は頷いた

青「とりあえず桃の部屋行こか 抱っこするな、」

そう言いすぐに俺の部屋に連れて行ってくれた

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とりあえず俺の部屋に着いたが吐き気はさらにましている

桃「っ、」

青「吐いたほうが楽ちゃう？」

そう言われても俺は絶対に吐きたくない、

俺は首を振った。

どんどんと生暖かいものを俺は頑張って飲み込む。そうするたびに気持ち悪さはどんどん上がっていった

青「桃って吐くの苦手な感じ、？」

頷く

青「なら目をつぶって俺が耳をふさいでいるうちに吐いてみる、？それならいけそう？」

どうなのだろう、一回もやったことはないがやってみるか、頷いてみた

青「じゃあ下に袋あるから耳と目を塞ぎながら吐いてみよか」

俺は目をつぶりながら上がってくるものを出してみた目には見えないが独特の臭いとたまにボタボタという音で吐いていることを実感する。そう思うと吐き気はどんどん増していく、もう吐けないのに気持ち悪さだけが残っている。

最近あまり食べていないからもう吐くものはないのであろう

青「もう大丈夫か？」

まだ気持ち悪いが俺は頷いた

青「じゃあ片付けるからもう少し目をつぶっといてな」

そう言いさっさと片付けてくれた

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ガチャという音がなり青が目を開けていいと言われて目を開けてみると目の前に黄がいた

桃「え、」

青「桃ごめん、黄には言うしかなかった、」

そう言い気まずそうにしている

黄「あの、まーいろいろ青から聞いとるから」

桃「そっか、ごめんね、」

黄「桃が謝ることやないからとりあえずは安静にしとき？ 」

桃「うん、ありがと」

桃「そういえば子供組は、？」

青「あーあいつら帰らせたうるさいし」

黄は苦笑いしている

まぁ赤はいいとしてあの二人がいたらきっとうるさいだろう。そこはありがたい（

黄「俺一応残ってたけどこの感じだと桃大丈夫そうやから帰るわ明日予定あるし」

桃「わ、予定あるのにほんとごめんね、」

黄「全然大丈夫やでー最後までおれんくてすまんな」

そういい黄は帰っていった

青「さー桃さんそろそろ寝ますかね」

桃「もう寝るの、だいぶ寝たからもう大丈夫だよ」

青「ピークすぎて楽になったかもやけどまだ顔色悪いし⋯ 」

桃「もう眠くないから寝れなぁい」

青「じゃあちょっとゲームとかするか？」

桃「え！しよしよ」

青「じゃあ用意してくるからまっとき」

桃「はーい」

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んー青が準備している間暇だ、暇すぎる携帯どこあるか分からんし、パソコンとか没収されてるしんー、

そう思ってるとゴロゴロと音がした、あ、雷のこと忘れてた、

ゴロゴロ、、ガッシャーン

桃「っ、」

音が大きい、片頭痛の時は音により敏感になる。

どんどん聞こえる雷の音に怯えることしかできない。

俺は体を布団に入れて丸くなる。耳をふさぎ何も聞こえないように

桃「はっ、」

頭では大丈夫だと思ってるのに体が全否定している、早く青戻ってきて、、

ガチャッという音とともに青が急いでこっちに来た

青「桃、桃！大丈夫か」

俺は動くことができない、金縛りにあっているようだ

青に布団を剥がされると青はびっくりした顔でこっちをみている

俺は震えた声で

桃「ご、め、んカーテンし、めて」

青は返事をする前に急いでカーテンを閉めてくれたこれで少しは音が聞こえにくくなっただろう。

青は何も言わず俺のことをさすってくれた。

少し落ち着いてから

青「ひとりにしてごめん」 と青が呟いた

桃「俺こそごめん、」

「言っておくべきだった」

青「全然大丈夫やで、頭まだ痛い、？」

桃「、もう大丈夫だよ」

青「ならよかった、たくさん泣いたから水飲まな」

「下行こか」

桃「うん、」

また青に抱っこされ一階へ向かう

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青「はい、水」

桃「ありがと」

久しぶりに水を飲んだ感覚だ、少し脱水を起こしていたのかもしれない

桃「もう大丈夫だからゲームしたい、」

青「じゃあしようか」

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二人でマイ◯ラをしていたら少し画面酔いしてしまった

桃「青、酔った、かも」

青「あーそうよな、桃酔いやすいから、、」

桃「寝、る」

そう言いながら二階へのろのろと上がった

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青「あ、もう夜やしパジャマに着替えててよか」

そう言いた手際よくパジャマを用意してくれたさすがスパダリすぎ（

桃「ありがと、おやすみ」

青「うん、おやすみ」

そう言い俺が寝るまで頭を撫でてくれた

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翌日片頭痛が嘘のように体が軽い、今日は晴れだ

起きてすぐ青に

桃「青昨日ありがと！」

そう言ってみた、頼ることもたまには大切そう思える一日だった。

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最後まで見ていただきありがとございました！最後話がごちゃごちゃになっちゃいました🥲

変なところや誤字脱字等ありましたらコメントお願いします💭