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最初は、顔と声だけが好きだった。それから、彼奴の建てた調和の取れた作戦が、俺にしか見せて来ない笑顔が、ニヤけた顔が、死にたがりの癖にいざって時必ず俺を助けに来る所が、揶揄って来る中の僅かな愛が、好きになった。でも、時既に遅く、既に彼奴との関係は「お互いが嫌い合っている相棒」になっていた。今更この気持ちを伝えても、気持ち悪がられて終わるだけだった。

それなら、せめて、嫌われるぐらいなら、今の関係を続けよう。そう思った。

でも。

もし、許されるのなら。

素直になっても、良いのなら。

誰よりも好きな人に、この愛を伝えたい。

もう二度と、俺の事を置いて行かないで、と、誰よりも手前の事を愛してるって伝えたい。

それが、死ぬ直前の最期の願い。

叶った今、もう何も要らない。

だから、最後に一つだけ。



如何か何時までも、太宰が幸せであります様に。





長年の片想いが、先日漸く叶った。大好きな相棒は、花吐き病を患っていた。真逆、中也も、だなんて。中也の意識が途切れてから、私もひっそりと、白銀の百合を吐き出した。御免ね、苦しませて。もう、置いて行ったりしないから。今まで伝えられなかった分、此れから名一杯の愛を伝えるよ。



中也、ずっとずうっと、愛してる。






先日、中也君は死にかけたが、漸くあの二人が結ばれた。見てる側としては、二人ともとんでもなく分かりやすい反応なのに何故四年も掛かったのか、今一理解しかねるが。紅葉君ともやっとだねぇと話し乍ら、あの二人が末永く仲良くやってくれる事を祈った。心配なのは中也君の腰だけだ。


永遠の愛を、育んでほしいものだね。












これは、花吐き病を患った二人の男が、愛し合い、避け合い、そして再び結ばれる話。



END

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