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んじゃあ僕は…?なに…??
降ろしてもらって静かに確認する。お2人と同じなら迷惑かからないもんね…?
と思い恐る恐る確認すれば…
煌々と輝く「ヒーロー」の4文字!
勝った!と勢いよくガッツポーズをするならば、その場は僕だけがテンションぶち上がり状態になってしまったから勢いに差が生まれる。
「アッ、すいません…お二人と同じだったので喜んでまし、た…。」
「あーいやいや、別にいいんだよ。別の陣営?とかだったとしても、今ここで襲うぞゴラァとはならないし…な?」
「……やっぱり、そうですよね…」
僕だけ舞い上がってたみたい…申し訳ないや。
〜
まぁとりあえず、村?町?住人というか、まぁそりゃ人を探さないといけないわけで。
この草原を宛もなく歩くのは流石に無理。でも地図がある訳でもなく、近くに家らしきものがある訳でもなく…。
「まず…どうします?」
1人が口を開くが…
「いやー、何かしら見つけないとねぇ…」
で、会話が止まる。
どうしろと言うのだ。
と困っているところに?
「……あっ…!あぁー……?」
「え、どうしましたチェレイルさん?」
「いやー、どうせ探すんだったら山の上とか登ったら面白くなるんじゃないかな…って。」
山の上…山の上?
「…マジで言ってる?」
「いやー、体力が残ってるのなら…だけどね?」
直ぐに思ったことを一言。
「…無謀だ……。」