僕はネット内の男子に、いや、男性に恋をした
名前はあおい
始まりはオプチャだ、
だけど、僕とあおいの設定上の関係は兄弟
こりゃだめだ、恋人になれん、そう諦めてたけど、
ついにLINEをゲットした
LINEで色々話したりしていくうちにもっと仲が深まって会う約束をした
僕は約束の3ヶ月後までに垢抜けを頑張った
だけど
「俺の彼女が可愛くてさ?」
このあおいの発言が僕の歯車を狂わせた
「にぃちゃん、彼氏いたんだ」
「そうだけど?」
「ねぇ、今日にぃちゃんの家泊まっていい?」
「親には?」
「親出張中」
「そか、いいぞ」
「あざ〜す」
「へぇ〜ここにぃちゃんち?」
「汚いだろ〜ごめんよ」
「いよいよ」
「夜ご飯何作る?」
「ん〜カレー!」
「お!いいぞ!」
とても幸せな時間だった
こんな時間がずっと続けばいいのに
こんなことを思ってしまった瞬間僕の思考回路はバグり始めた
(そうだ、ずっと一緒に居たいんだったら……)
「にぃちゃ〜んちょっと俺出かけてた〜」
「どこいってたんだ?」
「それよりさ、にぃちゃん目瞑ってよ」
「ん」
「ありがと」
カシャ
カシャ
カシャ
カシャ
「お前何してんの?」
「これでにぃちゃんとず〜っと一緒だよ?」
「は?でもお前、」
「学校なんて、家族なんてどうだっていい」
「にぃちゃんと居れるんだったら、僕はなんだってやるし、なんだってできる、にぃちゃんと一緒なら他に何も無くてもいい、そんくらいにぃちゃんのこのが好き」
「わかった、わかったからこれを外してくれ」
「外したらにぃちゃん何すんの?
逃げるでしょ?」
「逃げない!逃げたりしないから!」
「だーめ♡
俺の傍からいなくなんの、わかってんだから」
「待て、それはさすがに、」
「彼女にされたことないの?」
「っ、」
「へぇ〜ないんだ
じゃぁ初めては俺だね♡」
「ちょっと、待ってくれ、初めては彼女にあげたいんだ、」
「はぁ、彼女より絶対僕の方がにぃちゃんを幸せに出来るんだよ?所詮にぃちゃんの彼女はにぃちゃんのことを僕ほど愛してないよ、なんでそんなことも分からないかなぁ
キョーイクさせないとね♡」
「待って、やめて!」
「ねぇ、わかってくれた?にぃちゃん」
ビクビク
「かわいい♡そんなにビクビク怯えちゃって」
ビクッ
「大丈夫にぃちゃんがわかってくれるなら僕はなんもしないよ
ねぇ、にぃちゃん、これ以上彼女と関わったら、
ね?わかってくれる?
てか、僕のこと好きになってもらわないとね♡」
「、」
「にぃちゃんが僕のこと好きになれるようにがんばるね♡」
ピーンポーン
「あっ!彼女さんじゃなぁい?
彼女さんには僕の方から言っとくよ!僕のことが好きになったって
いずれかは僕のこと好きになるんだから♪
ね?」
「う、うん」
ピーンポーン
「はーい」
ガチャ
「あの、あおいさんは?」
「にぃっ、あおい?あおいになんの用?」
「あおいさんのお友達?」
「いや、彼氏です」
「え?私あおいさんの彼女なんだけど、」
「君、捨てられたんじゃない?じゃっ」
「えっ、ちょっ」
「もう来ないでね〜あっ!そうだ!君あおいに愚痴吐かれてたよ?」
「記念日忘れただけでブチ切れてきて鬱陶しいってさ」
「っ!もう知らない!」
「じゃねぇ〜」
ガチャ
「にぃちゃん♡
何して遊ぶ?」
コメント
2件
うぐっ、監禁・拘束は好きッ……… まじお前天才すぎッ………