テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
Doublefedoraって思いっきりタイトルに書いてあるのにね★
今回ChanceもMafiosoも全然出てこなぁい★
ってかほぼ過去話!
次回出すから許してくれぃ…
Guest視点からです
(※エージェントGuest)
真っ暗な部屋、明かりをつける気力もなく、そのまま記憶と感覚に任せ、ベットへ倒れ込んだ
服がスーツのままだとか、まだ歯磨きすらしてないとか
……血が着いたままだとか…
どうでもよかった
死体の処理に慣れたのは、とっくの昔からだった。
あのbossの下についているんだから、尚更だ。
それ以前に、戦争で散々死体を見慣れたから…ってのもあるんだろう
けど、ここしばらくは眠れないくらい胸を締め付けた。ただの殺害でもなければ、ただの死体処理でもない
見知らぬ奴を適当に殺して、血を、魂を、糧を集めて、後はバレないように処理する
その一連の動作は何も変わらないはずだった
だが、違うのは………
完全な他人じゃなかった事。
数え切れないターゲットの中でほんの一握り…
それでもいる。
別世界の自分、別世界の親友、知り合い
奴はとうとう、Spectreが管理するゲーム内の人間にも手を出し始めた
自分と似た姿の奴が絶望し、苦しみ息絶える姿も、それを処理するのも、気持ちがいいものじゃない。
…仕事仲間の姿をしていたってそうだ。
それに加え、もしバレた場合の恐怖感もないわけじゃない。
あの世界のKiller達よりも圧倒的に恐ろしい
……こんな、弱音を吐くような存在だったか
自分は
こんな気持ちになるのはいつぶりだろうか
戦争で初めて仲間を失った時か?
Twotimeの下について初めて犯罪に手を染めた時か?
………あいつが、…いなくなった時…か?
……もういいだろう。今日は寝よう。
夜は長いほど、虚しくなる。
翌日、仕事の関係でTwotimeの部屋に入ったが、案の定、悪趣味な情景が広がった
T「ちょ、……入るならノックしてよ…。Azulがびっくりしてるじゃないか」
g「…しましたが?」
やっと出た言葉はそれだけだった。
机の上に乗る死体、それにささる短剣
それを持つ冷たい人間、それを持つTwotime
「気色悪い」という言葉が出ないだけ、まだマシだろう
T「…で、要件は?」
g「新たに20の生贄が用意された報告と、それによる勢力の動きと被害状況の報告書の提出です」
T「ふーん。……その20人の中に死者はどれくらい?」
g「…3人ほど」
T「そう、今回は少ないね。…よかった。
…じゃあ僕はその処理に向かうから」
そう言うと、持っていた死体を大切そうに抱えながら部屋を出てしまった。
机に横たわるそれを放置して
いつもの事のようにゴミ袋を持ち出し、それを処理した。死んで相当時間が経っているのか…よくこんな腐臭を気にしないでいたものか
…まぁ、いつまでも人形遊びしているようなやつなのだから、慣れているのだろう。
それは必ずしも、彼だけに言える話ではないが
袋をまとめ、部屋を出る前に、少しだけ散らかっていた部屋を見渡した。
特別潔癖症でもないが、どうしても気になった自分は、その部屋を片付け始めた
至る所にある血痕、散乱した服や資料
それを整理していると、たまたま落ちていたある資料に目がついた
『敵勢力活動報告書』
内容は、敵勢力…主にソネリーノ家の動きや情報が記された最新版だった。
こんなものを乱雑に放置するあいつに呆れを通り越して称賛するほどだが、そのままにもしていられないので内容を少しだけ目を通すことにした
g「…被害数は依然として0…。あと…最近ペットを飼い始めたと……くだらな……ん?」
ペット…正直ただの犬猫だと思っていた
だが、そこの欄には人間と書かれていた
急いで詳細を見る
g「………。銀の肌…それに、この顔………、まさか…!」
バレたらまずいだろう。それでも確かめたかった
資料を手に、自室へ駆け込む。
入口前に置いておいたゴミ袋を放置して
b「あ、いたいた。おいGuest。さっさと地下に来い。もう儀式始まっt」
g「悪い今はそれどころじゃない!」
b「は?」
そのまま扉を勢いよく閉めると、外で何か講義するような声が聞こえたが、鍵をかけて無視した
改めて資料を見返す
ソネリーノ家のboss、Mafiosoに抱えられた人物。
痩せ細った身体にボロボロの格好は、奴隷やならず者を連想させた。
だが、あの銀の肌。そして紙製とはいえフェドーラ帽、ヘッドフォン、サングラス。
それら特徴的な頭の装飾は、どう考えようにも数年前に行方不明となった彼と重なった
g「……Chance…」
数年前
c「聞いてくれよGuest!今日もカジノで大勝ちしたぜ!」
g「…お前が勝ってるのはいつもだろ…。それと、いい加減カジノは辞めておけ。bossにも言われているだろ?」
c「いいだろあんなbossの話なんて聞かなくても」
g「あのなぁ、仮にも上の立場の人間なんだぞ!?…それに、お前は勝ち続けて有頂天になってるのかもしれないが、カジノなんてものは、買っても負けても誰かの獲物になるもんなんだよ」
c「へー。お、表だ」
g「話聞けよ!」
c「ははっ!だってお前、カジノ行ったことないだろ?そんなやつの話に説得力があるはずないんだ。そりゃ聞く気もないだろ?」
g「じゃせめて最初の話は聞けよ」
c「えー」
尚もコイントスを繰り返し、かれはその結果に夢中で、こっちの声が届いてるのかも分からなかった。
c「なんならさ、お前も一緒にカジノに言ってみないか?初めてだろうし俺がレクチャーしてやるよ」
g「結構だ 」
c「即答かよ!?」
g「当たり前だ。ただでさえ、今の生活ですらリスク満載なのに」
c「えー?むしろリスクがすでにある分なんでもできそうな気がするけどなぁ」
g「俺はお前みたいに能天気じゃない」
c「ひどいなお前!」
g「……それに、俺には家族さえ戻ってくれれば何でもいい。…できるなら、戦友だったBaconもMattも、……みんな…」
c「ふーん。……まぁ、ここにいる奴らは大体そんな感じの理由があるもんな」
g「…死者を生き返らせる……。それを、Twotimeが証明したからな」
c「Buildermanは親友の奥さんを生き返らせようとして、007n7は自分の息子を探しているんだっけか。どいつもこいつもお人好しだな」
g「…ぎゃくに、お前はどういう目的なんだ?自分の命を増やすのか?それとも、他に生き返らせたいやつがいるのか?」
c「んー、生き返らせたいやつはいないな。かといって自分の命なんて、一つしかないからこそいいものだろ。」
g「…じゃあ、一体どんな理由で?」
c「…まぁ、ざっくり言うと」
b「おいお前ら、休憩時間終わってるぞ」
勢いよく開けられた扉の先で、Buildermanと007n7が立っている
タイミング悪く、話は遮られてしまった
b「bossの命令で、2人は儀式に参加してほしいらしい」
c「儀式ってどれくらい時間がかかりそうだ?」
b「…今回は5人分だ」
c「じゃ結構かかりそうだな。」
b「ならD市で人集めするか?」
c「ノルマは?」
7n7「3人ですね。一緒に行きますか?」
c「お、そうするわ」
b「じゃ、決まりだな。Guest、行くぞ」
g「おい俺まだ何も言ってな…」
b「はいはいじゃあ行くぞー」
g「ちょ、腕離せ!痛え!」
c「じゃあ、Guest、話の続きはカジノ帰ったら言うわ」
g「おいあいつ仕事終わりにカジノに行く気だぞ!?」
b「ソーダナー」
7n7「……控えめにしたほうがいいですよ?」
c「えー。まぁ、今日はGuestと話したい事もあるし、何ゲームかしたら帰るよ」
7n7「本当ですか…?いつもそう言って朝帰りですけど」
c「………てへっ★」
それが彼を見た最後だった。
あの後、カジノでいざこざがあったとかで、それ以降、彼がアジトに帰ることはなかった
どうせ、数日経ったら戻ってくるだろう。
そう考えたって何日経っても様子さえ見れなかった
最初はbossも、戦力を失う事を恐れてChanceを探し続けたが、彼の事情が敵勢力と関わっていることを知ると、それ以上深入りしようとしなかった
T「だから早めに辞めておけって言ったのに…」
その言葉を聞いて、より後悔した。
あの夜、止めることができたら、それかいっそついて行って早めに連れ戻せたら………
そのまま数年間行方不明だった。
そんな彼が、Chanceが
目の前にある。
しかし彼は今、敵勢力に渡っている
彼を連れ戻すどころか、関わることすら、今は困難だ。
それでも、今こうして姿を写真越しで見ることができた
なら、希望はある…
行動を始めようとやかましい扉を開けた
b「へぶッ!?」
g「あ?」
7n7「Buildermanさん!?」
g「…こんなところで寝たら風邪引くぞ」
b「お前のせいなんだよくそが…」
T「…あの3人遅いなぁ……」
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twotimeちょっと狂ってる感じなのいい🥹