学パロ。死ネタ。モブ太要素有(ヤッてる)
 謎な終わり方です。いっぱい妄想してください。
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 「だざい。」
 あたしは自分の部屋で寝っ転がってる太宰の前に跨る。
 「なぁに?ちゅうや。重いんだけど」
 だざいがそういう。
 「てめぇ、うわきしてんだろ。」
 「あたし、見たから。」
 放課後、だざいが見当たらないって思って、教室を探し回ったよ。
 そしたら、あたしのクラスから、音がした。
 スカートの生地が擦れる音。
 砂糖を、さとうを溶かしたかのようなあまったるくて、吐きそうなぐらいどろどろとした声。
 吐き気がする。
 「なんか言えよ、だざい。」
 「だって、しょうがないもん。お願いされたんだから。」
 「私がイエスマンなの、ちゅうやはしってるでしょ?」
 「だからと言ってっ、あたしが、あたしがいるのにっ」
 「ちゅうやはああいうこと嫌いじゃん。なのに、一丁前に口出しするんだね。」
 怒りがピークに達しそう。
 あたしへの愛情は、これっぽっちだったってことなんだね。
 視界が、ぼやける。
 元々用意してあった包丁を両手でもって、だざいの胸ら辺に近づける。
 「ちゅうや、犯罪者になっちゃうよ?いいの?」
 「うるさい。」
 「ちゅうや。ちゅうやはそれで、しあわせなの?」
 うるさい。
 「ちゅうや。」
 五月蝿い。
 「しんじまえ、くそだざい。」
 「……うん。」
 「だいすきだよ。」
 ぐさり、胸に刺さる感触がする。
 下に敷いてあったカーペットに、赤い花がさく。
 だざいの体はすこしずつ、冷たくなってきてあぁ、死んだんだ。って、分からされる。
 だざいの顔は、どことなく笑ってるきがして、きもちわるい。
 あたしは、だざいの胸からどぷどぷとでる血を手につけて。
 だざいの唇に塗る。
 青白かった唇が、ちょっとは血色がよくなったように見える。
 
 
 唇を交わす。
 
 
 血独特の鉄の味がして、顔をしかめる。
 最初で、最後のキス。
 あたし、やっぱ、やっぱ。だざいのこと………
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!