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学パロ。死ネタ。モブ太要素有(ヤッてる)
謎な終わり方です。いっぱい妄想してください。
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「だざい。」
あたしは自分の部屋で寝っ転がってる太宰の前に跨る。
「なぁに?ちゅうや。重いんだけど」
だざいがそういう。
「てめぇ、うわきしてんだろ。」
「あたし、見たから。」
放課後、だざいが見当たらないって思って、教室を探し回ったよ。
そしたら、あたしのクラスから、音がした。
スカートの生地が擦れる音。
砂糖を、さとうを溶かしたかのようなあまったるくて、吐きそうなぐらいどろどろとした声。
吐き気がする。
「なんか言えよ、だざい。」
「だって、しょうがないもん。お願いされたんだから。」
「私がイエスマンなの、ちゅうやはしってるでしょ?」
「だからと言ってっ、あたしが、あたしがいるのにっ」
「ちゅうやはああいうこと嫌いじゃん。なのに、一丁前に口出しするんだね。」
怒りがピークに達しそう。
あたしへの愛情は、これっぽっちだったってことなんだね。
視界が、ぼやける。
元々用意してあった包丁を両手でもって、だざいの胸ら辺に近づける。
「ちゅうや、犯罪者になっちゃうよ?いいの?」
「うるさい。」
「ちゅうや。ちゅうやはそれで、しあわせなの?」
うるさい。
「ちゅうや。」
五月蝿い。
「しんじまえ、くそだざい。」
「……うん。」
「だいすきだよ。」
ぐさり、胸に刺さる感触がする。
下に敷いてあったカーペットに、赤い花がさく。
だざいの体はすこしずつ、冷たくなってきてあぁ、死んだんだ。って、分からされる。
だざいの顔は、どことなく笑ってるきがして、きもちわるい。
あたしは、だざいの胸からどぷどぷとでる血を手につけて。
だざいの唇に塗る。
青白かった唇が、ちょっとは血色がよくなったように見える。
唇を交わす。
血独特の鉄の味がして、顔をしかめる。
最初で、最後のキス。
あたし、やっぱ、やっぱ。だざいのこと………
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