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遅めの猫の日
2⁄22
世の中では「猫の日」として知られている今日。
と、いうことで、
黄/すっちー!
翠/ん〜?
ソファの上でくつろいでいるすっちーの前に仁王立ちする。
黄/にゃんって言って、
翠/……はい、?
スマホから顔を上げた彼は困ったように眉を下げてこちらを見ている。
翠/なんで、?
黄/今日、なんの日やと思う?
馬乗りになって、逃げないように肩の手を置く。
すっちーのことを見下ろすことはあまりないから、目の前の景色が新鮮だった。
翠/今日、?
翠/…22日、
黄/日にちやなくてっ!
翠/…あー、
翠/猫の日?
黄/そうっ!
黄/だからにゃんって言ってみて、
翠/理由になってないよ、、
呆れたように顔を俯けたすっちーのおでこに人差し指を当てて、無理やり顔を上げさせる。
黄/言って、っ
黄/言わないとここ退かないから、
俺の言葉に少しの間黙り込んだ後、すっちーは観念したようにため息を一つついて、それからゆっくりと口を開いた。
翠/…、にゃん、
黄/〜〜〜〜っ、かわいいっ!
黄/すっちーかわいい!(ぎゅうっ
翠/う”っ、、
黄/かわいいねぇ、!
翠/っちょ、みこちゃん、苦しい…
黄/ぁ、ごめん、っ
それでもにやけを隠しきれない中、なんとか冷静さを取り戻してすっちーを抱きしめる腕を緩める。
馬乗りをやめて、彼の隣に腰掛けた。
翠/…満足した?
黄/うんっ
黄/すっちー、めっちゃかわいかった!
翠/そのかわいいは嬉しくないけど、
そう言いながらも、俺の方に頭をあずけてくれる。
同じシャンプーを使っているはずなのに、さらさらした柔らかい髪が首元に当たって少し擽ったい。
黄/…ふふっ、(笑
翠/なに
黄/すっちーから甘えてくれるの、珍しいなっておもって、!
翠/…あっそ、
拗ねたように頭を肩に押し付けられる度、すっちーらしい清潔感のある匂いがふわっと広がった。
黄/すっちー、今日ほんまの猫ちゃんみたい、笑
黄/猫って、甘えたい時は飼い主にすり寄ってくるんやって、
黄/自分の匂いをつけたら安心できるかららしいよ
翠/……ふぅん、
黄/俺、すっちーのこの匂い好き
黄/作業してて構ってくれない時とか、寂しいけど
黄/すっちーのブランケット、安心できるから、
翠/…そんなことしてたんだ、
黄/すっちーの匂い一番付いてるし、落ち着けるの!
ソファの肘掛けに掛けれているそのブランケットに手を伸ばす。
が、すぐに手首を掴まれた。
翠/…いまはそれ使わなくていいでしょ
翠/本人がここにいるんだし、
気がつけば、
目の前に見えるのは真っ白な天井に、影のかかったすっちーの余裕のなさそうな顔。
黄/…ぇ、え?
翠/…猫って、嫉妬深いから、
こつんと、お互いのおでこが触れ合う。
翠/ちゃんと構ってよ?
黄/え…、?
黄/~~~~~っ゙、⸝⸝⸝(びくんっ
黄/い”、ぅ、♡
艶っぽいリップ音とともに、みこちゃんの首元から顔を離す。
首、鎖骨、肩、腕、胸、お腹、太もも、足首
体中につけられた噛み跡と赤いキスマ。
翠/…みこちゃん、知ってる?
翠/猫ってね、甘えたい時噛み癖があるんだって、
時折涙が流れる火照った頬にそっと触れる。
黄/…しってる、っ⸝⸝
無防備に曝け出されたみこちゃんの白くて華奢なお腹を優しく撫でる。
でも、まだ入れてあげない。
慣らしもしてあげない。
ぷっくりと膨らんだ突起物も、我慢の限界を迎えている下腹部のそれも、
まだ触ってあげない。
わざと焦らして、
翠/…このなか、触ってほしい?
もう一度、円を描くように下腹部をなぞる。
黄/っ、ぁ、う…♡(びくっ
小さな嬌声とともに、みこちゃんは体を大きく揺らした。
蕩けた表情で俺に訴えかけている。
翠/…欲しいならさ、
翠/わんって啼いて、
どんなに醜い羞恥心でも、目先の快楽に勝るものはない。
素直で従順なわんちゃんだもんね、
黄/……っ、⸝⸝
黄/…ゎん、⸝⸝⸝
ねこからいぬになんとか繋げたかった…!
話し急展開すぎて笑える。