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@澄華_☁️🫧
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#創作
むノー
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#リオラ軍団
大根おろし 🌿💜
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『だから、ついてきて。』
krksはそう言って、階段を下りていく。
俺も少し迷ってから、その後を追った。
一段。
また一段。
下へ、下へと進んでいく。
けれど、不思議と怖くはなかった。
さっきまでいた場所とは違う。
壊れかけた蛍光灯も、剥がれた壁も、ここではもう見慣れたもののように感じていた。
「……なあ。」
『なに?』
「この階段、本当に上に繋がってるんだよな?」
『うん。』
迷いのない返事だった。
「……なんか、信じられないな。」
『そう?』
「だって、ずっと下ってるぞ。」
『でも、上に近づいてる。』
「……。」
やっぱり、よく分からない。
けれど、この場所ではそれが普通なのだろう。
少なくとも、krksは迷っていない。
階段を下りきる。
その先には、また長い廊下が続いていた。
「……ここから?」
『うん。』
krksが廊下の先を見る。
けれど――
そこで、krksは足を止めた。
「……?」
『僕は、ここまで。』
「……え?」
思わずkrksを見る。
『この先は、一人で行けるよ。』
「いや、ちょっと待て。」
俺は慌ててkrksに近づく。
「お前、一緒に来てくれるんじゃないのか?」
『……。』
ハクは少しだけ黙った。
そして、困ったように笑う。
『僕は、ここが好きだから。』
「……好き?」
『うん。』
krksは振り返り、今まで下りてきた階段を見る。
『ここは静かだし。』
『誰も僕を追いかけてこない。』
『だから、僕はここにいたい。』
「……そっか。」
それ以上、何も言えなかった。
無理に連れていく理由なんてない。
krksにはkrksの居場所がある。
「……じゃあ、ここでお別れだな。」
『うん。』
krksが小さく頷く。
『ku。』
「ん?」
『気をつけてね。』
「……お前もな。」
『うん。』
krksは少しだけ笑った。
『ちゃんと、帰れるよ。』
その言葉を最後に、krksはその場に残った。
俺は一度だけ振り返る。
そこには、階段の前に立つkrksがいた。
そして――
俺は一人で、廊下の先へ歩き出した。
コメント
1件
krksとkuの別れのシーン、じんわりきました……。「この先は一人で行けるよ」って、krksが自分の居場所を選んだのも、kuがそれを無理に引き留めなかったのも、お互いを尊重し合ってる感じがしてすごく好きです。短いやり取りだけど、言葉の一つ一つが優しくて、読んでてあったかくなりました。続きがすごく気になります!