テラーノベル
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・この作品は全て作者の妄想です。
・ご本人様には一切関係ありません。
・配信などは全て追えていないので解釈違いを起こす可能性があります。(特にkyngさんは)
・タグの意味が分からない方はブラウザバックをお願いします。
・リバっぽいかもです。
・自分でもどんな話にしたかったかわからなくなっているのでおかしい所が沢山あるかもです。
・今回は全体的に暗め。最後は重いかも。
・温かい目で見てもらえると嬉しいです。
「「催眠アプリぃ?」」
ライとカゲツが口を揃えて言った。
「あはは、バレちゃいました?」
「お前なぁ…」
「え、オレ催眠かかってたって事??」
「いやぁ、でも効き目はイマイチでした」
俺は反省の色もないです、という感じで受け答える。
「お前一旦伊波に謝れ」
「それはそうやで。ライに謝れ!」
「えぇ…ごめんなさい、ライ。もうしません…だから、許して?♡」
俺はわざと可愛子ぶって謝ってみる。これは火に油を注ぐのと同じだ。でも、やるしかない。
「…俺だったら、そんな思いさせないのに…」
「……え? 」
「あはは、冗談ですよ」
「はあ!?」
ライは顔を赤くしながら俺を叩く。
「え、まさか本気にしちゃいましたぁ?笑」
「てめぇ…」
「…なんか、ありがと」
「良いですよ。お礼はアイスでお願いしますね」
「はあ?」
「あ、一個だけじゃなくても良いですよ」
「アイスぐらい自分で買え!」
俺はライを悲しませまいといっぱいふざけたおしゃべりをした。もうライの泣き顔は見たくなかったから。
これでライは元気になってくれるかな。
俺は密かにライに想いを寄せていた。それが良くなかった。
俺は簡単に死ねない。死のうとしてもなんか宇宙のパワー?みたいなので身体が再生されてしまう。でも、ライはちゃんと人間だ。だから、彼はちゃんと最期を迎えることができる。
もし彼が死んでしまっても、俺は彼の後を追いかける事はできない。それが心底嫌だった。
最愛の人を失って一生悲しむぐらいなら、彼に嫌われて離れた方が良いじゃないですか。そう、思いたかった。
俺は悔いのないように、そして、彼に嫌われるように、こっそりと彼に催眠をかけては彼を犯していた。
頭の中ではダメだと解っているのに、謝罪の言葉でいっぱいなのに、身体は言うことを聴いてくれない。
だんだんと頭の中は彼の可愛らしい喘ぎ声と姿で満たされていく。
もう何もかもが嫌になっていた。こんな事をする俺が気持ち悪い。吐き気がする。しにたい。
誰でもいいから力ずくで俺を止めて欲しかった。
ライが泣いていた日。俺は今日でこんな事は終わりにしよう、そう思っていた。でも、もう理性というブレーキは効かなかった。効いてくれなかった。
その日は初めてライから誘ってくれた。催眠の積み重ねなのか知らないが、もう何でもいい。多分催眠のおかげなのだと、頭の中では解っていても、頭の隅で俺は嬉しくなってしまっていた。本当に気持ち悪い。
「お前なぁ、いい加減にせぇへんと本気で怒るぞ」
「…わかってますよ、そんな事」
「はぁ?じゃあちゃんと謝れよ!」
「すみませんでした、これで良いですか?」
「お前いい加減にしろよ」
「二人共!お、落ち着いて?襲ったのオレだし…多分」
「それは催眠のせいでそういう記憶になってるだけだろ」
「ライは優しすぎるんや!自分をもっと大切にせぇ!」
「ほら!星導も見習って…ってあいつどこ行った!?」
「逃げたな、あのクソ野郎」
「ごめんなさい、ライ」
街の中を必死で走りながら、俺は震える声で小さく呟いた。
俺はあの出来事があってから逃げるように街から姿を消した。こんな気持ち悪い俺なんて誰にも見て欲しくなかったし、誰も見たくなんかないだろう。
顔を合わせての謝罪はいつしようかな。…何時すればいいんだろう。そもそも、俺からの謝罪を求めているのだろうか。多分彼にとってはもう顔も見たくないのだろう。きっと。今更みんなに合わせる顔などない。
「はぁ…」
俺はいつ死ねるのだろうか。
もう長生きには懲り懲りだ。神様、どうか早く俺を殺してください。
薄暗い洞窟。少し湿った地面。空洞に響く自然の音。もうここに籠って何年だろう。
やっと意識が飛びそうになってきた。
はぁ、長かったなぁ。何も食べてないのにこんなに生きられるなんて。
改めて思うけど自分の体どうなってるんだろ。タコ足も生えるわ皮膚にヒビも入るわでヤバい体ですね〜。
「みんな元気かなぁ…」
はぁ〜、ヤバ…眠くなってきた……。
ちょっと寝ちゃお。
「やっと見つけたのに…なんで…」
薄暗い洞窟。少し湿った地面。漂う腐敗臭。そこには白骨化しかけた死体。
その死体には、伊波にとって馴染みのあった服が着せられていた。
「っ…星導ぇ……なんでぇ…!」
伊波は死体に抱きつき、そのまま眠り続けた。
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