まじか、これがパラレルワールドか…
ていうかあいつ(ポの友達)間違えた情報を、
教えやがったな。まあ、いつものことか、
バシュッ
「ん!?」
「何だこれシャーペンか!?でかっ!?」
そのシャーペンは肩の上の服に刺さっており、
長さは60センチくらいあった。
元の世界の無印のポリカーボネートのやつに
にていたというか、そのものだった。
「不法入国者だー」
と声が聞こえてきた。
ポのポケットには筆箱が入っていた。
昔から愛用している筆箱だった。
そして筆箱からステッドラーヘキサゴナルを
取り出してみると、
「何だこれ!?」
筆箱から出すと1メートルくらいになっていた
正直驚いた。
1人の兵士がMONO消しゴムとクルトガを
もってこっちにきて、クルトガを切りつけてき
た。
咄嗟にステッドラーヘキサゴナルで防いだ。
すると、クルトガが弾け飛んだ。
「これはすげぇや」
と、ポは驚いた。そしてさっきの奴の
仲間であろう3人がこっちにきた。
4人とも戦おうとこっちに来るので戦うことにした。
「おりゃあ」
と、ポは変な声をだしながら、4人を倒した。
すると、4人が持っていた文房具が光り、
ポのポケットの中に吸い込まれていった。
その時、上からなにか、「グオー」という
感じの唸り声的なものが聞こえてきて、
上からのとてつもない攻撃により、
意識が無くなった。
「大丈夫かー」
という声が聞こえてきた。
きっとこの人が助けてくれたのだろう。
「おっ目が開いた!」
ここは病院的なところらしい。
「ありがとうございます」
と、ポ一応お礼をしておいた。
すると医者らしき人は
「お礼を言うならあの人に言ってください」
といって、その医者らしき人の指す指の先を
見ると、1人の少年がいた。
「ありがとうございます」
と、ポはその少年に対してお礼を言った
「いえ、たまたま通りかかっただけなので、」
と、少年は言った。
〜数日後〜
あの少年はどこかへいってしまい、
医者らしき人(医者だった)が、ポケットの
筆箱に気づいたらしく、ギルドを
紹介してくれた。
ポはそこに行くことにした。
あまりの大きさに
「ここがギルドか」
と言ってしまった。
例えるなら城4つ分くらいある。
入って受付らしきものがあった。
「こんにちは。ここはUNギルドです。
ギルドカードをかざしてください。」
タッチパネルらしきものの画面に
新規登録とあったのでおしてみた。
すると、いつの間にか別の場所にいた。
テレポートってやつかとポは思った。
すると、
『ここはギルド試験区域001です。
いまからでてくるモンスターを全て倒せば
合格です。
なお、この試験を合格しなければ
即失格です。』
即失格が少し大きく聞こえた気がする。
いきなり十体くらいこっちにきた。
愛用のステッドラーヘキサゴナルで薙ぎ倒した
つもりだったが、相手がステッドラー925 25
を持っていたせいか、一瞬弾かれたが、相手の
ステッドラー925 25が吹き飛んだ欠かさず
一体目を倒した。
「次行くかっ」
喋っている最中に攻撃してくるとは
思っていなかったので少し反応が遅れたが
1体目と同じ装備だったのですぐにたおせた。
その調子で9体倒したが、
最後の10体目がやばすぎた。
「何だあれ…」
それはとても大きく、体の一部が燃えている。
全く動かないので攻撃してみると、
スイッチを入れたように、動き出した。
しかし、やつの武器はクルトガだったので
ポは安心した。
しかし、安心できた間は数秒の間だけだった。
やつの攻撃は、無数の燃えたクルトガを
飛ばしてくる攻撃だった。
その攻撃に対応しきれず、
数発当たってしまった。
ポはボロボロで気絶しそうだった。
次の攻撃がくる!と、思った時ポは思い出した
防具を装備していないことを。
すぐにレーダーの鎧とレーダーの盾を装備して
やつの攻撃を耐えた。
そして、
「おりゃあ」
と、また変な声を出しながら攻撃をし、
ギリギリ勝てた!
そして、面倒くさい手続きの後、
ギルドカードを手に入れた!
「ギルドハウスに住みますか?」
と、ロボットが訪ねてきた。
「もちろん」
と、画面を見ずに言うと、ロボットが急に
「手続き完了。
では毎月、文房具のカケラを
20個お支払い下さい。」
と、言い出した。
ポは、はぁ!?と言う前にギルドハウスに
転送されていた。
こうしてポの異世界生活は始まった。