別れを告げたのは俺のほうなのに、、、
冬が終わったばかりでまだ雪が残っているとある春の日
俺は別れを告げた。
別れを告げた途端に付き合ってからの今までの記憶が蘇る
去年の6月頃
あの日のことは一生忘れられない
「ね〜付き合わない?」
そう言ってきたのはあいつの方だ
今まで異性としか付き合わなかった俺からしたら
はじめて同性と付き合うという衝撃的な出来事だった
🎹にこのことを伝えると
「え〜!おめでとう〜!!!」と、
同性で付き合うということを
受け入れてくれた
よろこんでくれた
それが俺にとってはうれしかった
でも
本気で付き合うわけではなく
半分本気の半分冗談のような付き合いかただった
最初に話し合って決めたことだから、
しょうがない、、
そんな6月から数ヶ月経った頃
🎤にこんなことを言われた
「僕〇〇ちゃんって子が好きなんだよね〜」
正直衝撃的だった
俺がいるのに、
ショックだった
俺じゃない他の女が選ばれて
それでもしょうがないと思えた
自分らは遊びで付き合ったんだから
その日から数日考えて決めた
俺は🎤の「恋」を本気で応援する、と
それは「友達」としてではなく「彼氏」として
そして🎹もちろんにも伝えた
「俺は🎤の恋を応援する、だから3月になったら別れる」
伝えた途端🎹の目に光っているものがあった
「そっか、最後まで応援してるからね(泣)」
そういって抱きしめてくれた
そう心に決めてからは早いもので
すぐに3月になってしまった
そんな3月のある日
俺は🎤をとある場所に呼び出した
そう、そこは俺らが付き合った場所だ
「急に呼び出してどうしたの?」
「あのさ、」
「うん」
「友達に戻ろっか」
目の前が霞んで見えた
「そっか今までありがと」
「こちらこそありがとう」
話が終わるとあいつはすぐに帰ってしまった
3日後
俺は🎹を呼んだ
「🎤と別れた(泣)」
「そっか〜やっぱ別れちゃったか〜」
その後🎹の家で朝まで飲んだ
次の日に仕事が入っていることお構いなしに
案の定二日酔いが酷かった
🎹や🎤には「いい人と出会ってね」
と言われていたが
俺はもう🎤以上に素敵な人と出会えない気がする、
そして気づいたら俺は同性しか好きになれなくっていた、
あとがき
まずは見てくださりありがとうございました
余談を言うとこれは主の実話です
本当に今年の3月にあったことです
この傷が癒えることはないけど
大事な大事な思い出として
心の奥にしまっておきます
改めて見てくださりありがとうございました!
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