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_ある日、かわいい小悪魔と出会った。
🐷
残業続きで正直しんどい。
もう時刻は0時を回っている。
俺は悲しい社畜だ。
もうあんな会社辞めてやろうか。
部長の長話には呆れるし同期も性格が良くないやつばかりだ。
「あー、、くそだな」
『なにが?』
後ろで声がした。
後ろを振り返ればちっこい人がいた。
…いや、人なのか?
矢印みたいな形をしたしっぽのようなものがふりふりしている
人なのかと言われれば悩むところだ。
「えっと、…誰?」
『おれ?おれはおんりー』
「いや、、人間なのか?おまえ」
『んーん、悪魔だよ』
悪魔ってなんだよ、、残業続きでとうとうおかしくなったとしか考えられない
うーんうーん唸ってると『わかんないの?』と煽られる
「うるせえ、そんな急に信じられるか」
『でもこのしっぽが証拠でしょ?』
いやそうだけど。
「疲れてんのかね俺、、やっぱ、」
『疲れてないよ、だっているもんここに』
そういって自分を指すおんりー。
「じゃあ分かった、とりあえず信じてやる。…で、悪魔がこんなところに何の用だ?」
『ぶらぶらしてたら迷っちゃった。』
こいつ相当阿呆だな。
「迷子ってことか?」
『うん』
「阿呆?」
『ううん、』
迷子って言われてもな、どうしたらいいか分からないし
「どうしたらいいんだよ、、この阿呆悪魔、」
『はぁ、?!』
「こちとら疲れてんねん!!」
『知らんわ!』
「はぁ、……とりあえず家来い」
『えっほんと?』
「おう、この優しい俺が拾ってやるよ 」
『やったーさんきゅー』
馴れ馴れしいなこいつ。
小悪魔だいすき‼️