「ねぇ今日チョコチップクッキー焼きたいんだけど…」「どうした急に」「夢で見たんだもう焼かないとあたまがおかしくなりそうで…」「チョコチップじゃないとダメなのか?」「ダメ!じゃないと…ウンヌン…」「……いいぜアホほど焼いて食いながらゲームしようぜ」「うん!ありがとう」何故か付き合うことになったボク達とはいえ友達だった頃と違いがあるのかっていうと……街中で時々手を繋いでみたりたまにクレイグがそれっぽい呼び方をしてくるくらいかな…「焼けた〜!」ただ彼はボクの不安を取り除いてくれる安心出来る 楽しい。それでいて。やっぱり落ち着く…もっとボク達関係を深めてもいいのかも…「クッキー焼いてゲームもだと時間が足んねぇ」「あ、うん泊まっていくといいよ」聞いてみたい…「ね…ねぇクレイグボク達ってさ付き合ってるじゃない?そりゃ周りの期待に応えてるだけといえばそうだけど…」「…あぁ、そうだな」「でもクレイグはボクの支えになってくれてるしなんていうかそのかけがえのパートナーだなっていうのは事実だと思うんだ」「…そりゃよかった」「だからその…今はもうちょっと恋人らしいことしてもいいのかなって…思ってて…」「……例えば?」「キ…キスとか…」「oh………俺は……前からしても構わないと思っていたが…」「え゛ッ」「お前はそんな感じじゃないし…」「ヴ…」「それこそ周りに焚き付けられてしたいと思わされているような気が俺も拭えなくて今まで言わないでいた」「そ…そうだったの〜〜〜!!」「そんなことも気づかずボクは〜〜!!!!そう言えば手繋ぐのもHoneyって言うのも全部クレイグからでボクなんもしてない…」「落ち着け。別に気にする事じゃないし俺も判断付いてなかったんだ いいぜ じゃぁ合意も取れたことだし今、してみるか」「うっ、うん!するっ」「OK」「ア゛ッで…でもやっぱボクプレッシャーに耐えきれるかわかんない……」「じゃぁお前は目を瞑っているだけでもいい…」「ア…う…ううんボク、がんばる…」うぅ…もう あぁ…してしまった クレイグ…キミはホントにボクの恋人なんだ…「あ…」あ…なんだろうこれ彼の黒髪涼し気な目元なんか…違う世界に飛ばされちゃったみたいだすごく静かなのに心臓がうるさい「クレイグ…キミは…とても魅力的だね……」「フッ、はー、ヤレヤレ」「ア゛ッなに…ボッボクまたヘンなこと言った…」「…いいや気にすんな。ILoveYouHONEY」
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