テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ある日の子供たち
??「ねぇねぇ、蒼空,僕達二人で最強幼なじみになっちゃおうよ!」
蒼空「璃空,まだ言ってるの?」
璃空「だって、蒼空と僕って強いじゃん?」
蒼空「それはそうだけど,,,」
璃空「つまり、僕が言いたいことはね!2人なら沢山の人を助けることができるって事だよ!(#´ᗜ`#)ニコニコ」
蒼空「そうだね(^ ^)」
そういう会話をしていると、俺らの間に風が来る。璃空を見たら今にも消えてしまいそうな口調で、
璃空「また,明日会おうね(oˆ罒ˆo)」
ーーーーーーーー
蒼空「何だ、夢か」
そう言いながら今崎蒼空はベッドから起き上がる。
そう、璃空とは小学生の頃に自殺した幼なじみだったのだ。
あの無邪気さが忘れられず、頭の中にずっと残っているから余計に辛い。
「蒼空兄さん、うなされてたけど、大丈夫?」
そう、声をかけてきたのは,一つ下の弟の実来だった。
蒼空「実来,,,兄ちゃんは大丈夫。ただ、璃空の夢をみていただけだから」
実来「そっか,,,璃空さんの,」
そして、もう1つ付け加えるならば、実は2人は親がいないのだ。
というのも,母親はお金を送ってくれるが、会いこず、父親は消息不明だ。
つまり、このアパートにいるのは2人だけだ。
実来「あ、そうだ!ご飯出来てるよ」
蒼空「OK!じゃあ、今から支度するね」
弟、実来は料理上手なのだが,,,兄の蒼空は料理が壊滅的に出来ないのだ。どのくらいかと言うと,死人が出るくらいだ。
蒼空はいつものように顔を洗って、歯磨きをし、白湯を飲む
蒼空と実来「いただきます!(*^^*)」
蒼空「(*’~’*)ŧ‹”ŧ‹” うん!いつも通り美味しい!」
実来「そう言ってもらえて嬉しいよ」
蒼空「今日は何時ぐらいに帰ってくる?」
実来「今日は早いかも」
蒼空「了解!」
と、いつも通りの会話をしている
これは平和な証拠だな、としみじみと蒼空は思った。
実来「今週の土曜日は僕、友達と遊びに行くんだ!」
蒼空「おぉ(*ºoº*)それは楽しみだな(˶ᐢᗜᐢ˶)」
実来「うん!沢山楽しんでくるね(#´ᗜ`#)ニコニコ」
こんな感じの会話が何時までもできるといいなと蒼空は思った。だって、唯一近くにいる肉親と毎日一緒にご飯を食べて、笑いあって,,,この位だけで十分に幸せと感じられる。
この空間が好きだから。
蒼空は学校の身支度を終わらせた
蒼空「行ってきます!」
実来「行ってらっしゃい(*^^*)」
蒼空は今日から高校2年生になる。1年生の時はいじめは学校になく、2年生も変わらないだろうと思っている。
久しぶりの学校が楽しみだと蒼空は登校中に思う。
いや、思ってた。あの日までは,,,
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!