「私に任せてください」
俺を見下ろしながら、覚悟を決めたような潤んだ眼でそう訴えかけるエレノアに動揺しなかったというと嘘になる。
部屋に入らず逃げようとするエレノアを捕まえ、その胸の内を聞き出すことができて、ようやく触れ合えると思った矢先、この事態。
どう見ても彼女らしくない行動の理由に考えを巡らせてはいるが、羞恥心を必死に隠しながらもエレノアなりに尽くそうとしている行動一つ一つが愛おしく、しばらく眺めてしまっていた。
俺の視線にもう耐えきれない様子でエレノアが目を閉じた瞬間に上体を起こすと、すでに近いエレノアとの距離はよりぐっと縮まる。
柄にもなく大胆なことを言うエレノアが何をするのか、どんなふうに俺に触れるのか。
それは日々増すばかりのエレノアへの想いや欲望を募らせてい******************
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