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私は絵が好きだ。
勿論鑑賞だけでなく描くこともだ。
でも、実際は分からない。本当に好きなのか理想の自分にとっては絵が便利な理想に近づける道具なのかもしれない。
私には少し、悩みがある。
前は絵なんて特に好きでは無かった。
なのに何故か好きになっていた。前まではピアノを始めとした音楽が好きだと周囲も自分も思っていた。なのに今となっては音楽なんてただの趣味。
絵に対しての熱量に今も昔も圧倒される。
私にはおかしな癖がある。それこそ大きな悩みだ。
それは理想の自分を作り上げるというものだ。
すると、理想の自分に近づこうと努力するのはいいことだとでも言いたがる人が出てくるだろうが、実際はそんなにいいものじゃない。
私はそのせいで、自分の気持ちが真実なのか偽りなのかを判別出来ないのだ。
私の中には何人かの理想を持った自分がいるらしい。
例えば、音楽の授業
1人は(音楽だ、私なら意気揚々と発言するだろう)と意見し、
1人は(私は授業で手を挙げるような人じゃない)と意見する。
私にはどちらが、いや、どれが、
自分の意見なのかの判別が出来ない。
意外にも同じような人は居るのかもしれない。
身近だろうが、話したことも無いような人だろうが、どちらにしろ1人くらいは居ると信じている。
私はおかしなところで人を信じ、信じないのだ。