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#黄紫
サファイア
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2
❤️💜
遠征ホテルの部屋に帰るなり、どちらからともなく漂う自然な空気感。
ユーキ「シャワー浴びる?」
リョウガ「ユーキからどうぞ」
ユーキ「うん。」
お互いに特別な照れは見せない。
けれど、
同じ空間にいるだけで肌が熱を帯びるような、言葉を交わさなくても全身で甘さを確かめ合っているような、そんな落ち着いた静けさが部屋を包んでいる。
先にシャワーを済ませたユーキが、濡れた赤髪をタオルで軽く拭きながらベッドの端に腰を下ろす。
リョウガがタオルを手に立ち上がった。
ユーキ「リョウガ」
呼ばれて、リョウガが足を止める。
リョウガ「ん?」
振り返ったリョウガの腕を、ユーキが掴んで引き寄せた。
拒むわけでもなく、されるがままに一歩近づいたリョウガの首元へ、
ユーキは迷いなく顔をうずめ、
リョウガの首元へ熱いキスを落とす。
リョウガ「!!」
予想外の不意打ちに、リョウガの肩が小さく跳ねた。
満足そうに顔を上げたユーキは、
手のひらを軽く上げ、ベッドに腰かけたまま微笑む。
ユーキ「行ってらっしゃーい」
リョウガはバッっと首元に慌てて片手を当てた。
急に熱を帯びた首筋を押さえながら、
動揺を隠すように、
足早にバスルームへと消えていく。
続
閉まったドアの向こうから水の音が聞こえるまでのわずかな静寂。
一人残されたベッドの上で、
ユーキはふっと口元を緩め、まだリョウガの匂いが残る自分の手のひらをそっと見つめた。
コメント
1件
ぬこさん、第2話めっちゃエモかったです!!😭💕 ユーキがリョウガの首元にキスして「行ってらっしゃーい」って……あの余裕ある笑顔にやられました🥺 リョウガの動揺も可愛すぎて何度も読み返した! ラストの手のひらを見つめるユーキの表情が想像できてもうドキドキ…続きが待ちきれないです!! 素敵な作品をありがとうございます🌸