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brshaが出会った高校生の時の話
sha side
何気なく進む毎日。高校ってもっと恋愛とかできると思ってたーー。
思ったようには描けない青春の色。
nk「しゃーけ」
sha「わぁ!驚かせんなよw」
nk「ごめん、ごめんw」
sha「なんかあった?」
nk「いやこっちのセリフでさ、最近しゃけ浮かない顔してるよ」
そんな風に見えてたんだ、、
sha「いや、ぼけーってしてるだけだよ」
nk「そーなんだ!なんかあったら俺に言えよな!」
なかむは俺の寛大なる親友。
?「なかむ〜」
声が聞こえた方を見ると、どでかい人がいた。
sha「で、でけ〜、、」
nk「お!ぶるーくじゃん!どした?」
br「えっとね〜、きんさんが____」
この人めちゃくちゃふわふわしてる。
今にも飛んで行きそう。
儚いって言葉が似合いそう。
br「ん?なかむの後ろにいるのだれ?気づかなかった」
あははと笑う彼は人当たりが良さそうで誰からも好かれそうだった。
nk「シャークんだよ!」
、、、
br「美丽、、」
nk sha「え?」
br「あああ!いやいや」
今何語喋った?聞き取れなかっただけか?
br「とりあえず、きんさんがなかむの事呼んでたから行ってね」
nk「ん、りょうかーい」
なかむは走ってきんときの方に向かったっぽい。
そして取り残される俺とこの人。
br「シャークんって言うんだよね?僕はぶるーくだよ」
ぶるーくか、、
sha「よろしく、、」
br「もしかして人見知り〜?」
そうかもしれないからぐうの音も出なかった。
br「大丈夫だよ、僕もだよ」
何故かこの人といると安心する。
sha「そうなんだ、そうには見えない」
br「あはは〜、よく言われる」
彼はなぜこんなにも美しいのだろうか。
相手は男のはずなのに美しく見えてしまう。
いわゆる一目惚れ、、???
そう思うと気持ちが止まらなくて顔が火照ってきた。
br「?シャークんめっちゃ耳赤いよ?」
彼はそっと俺の耳に触った。
俺は恥ずかしさのあまり急いで立って
sha「俺トイレ!!!」
俺はトイレじゃねーけど!!急いでトイレに向かって走った。
教室を出る瞬間ぶるーくから
「可爱」
と聞こえた。本当に何語。
トイレについて鏡を見ると真っ赤な耳と頬
これは、、恋か、、、???
_____________
その後からぶるーくの事を考えていて、また喋りたいなとか色々思ってる。
でも廊下とかですれ違う時は顔を逸らして気づいていない振りをしていた。
だってなんか恥ずかしいから。
あっちは微塵も俺の事なんて見えてないのに、、
目が熱くなってきてなぜ自分が泣いてるか分からなかった。
悲しいわけでも嬉しいわけでもないのに、彼の事を考えると涙が出る。
どこでも見かける彼の姿は誰にでもお人好しで、信頼されている
俺だけを見て欲しいなんて、願っちゃダメなのかな。
sha「くっそ、、」
俺は1人教室で頭を抱えていた
ガラガラとドアが空く音がしたが俺は気にしていなかった。
どうせ誰かが忘れ物したんだよ。
俺は机にうつ伏して狸寝入りをした。
泣いた後だし誰にも見られたくねーしな。
?「シャークん?」
え?
br「シャークんなのかな?」
ぶるーくじゃん、、もっと見られたくない人来たじゃん、、
br「シャークん〜?」
頭を撫でてくれてる。起こしてるのかこれは?
br「ねえ、起きてるんでしょ?」
「シャークん」
耳にぶるーくの声がどろりと入ってきた。
流石にもう狸寝入り出来ないと思い顔を上げた。
br「あ〜やっぱり起きてた〜」
笑いながら手を握られて俺をじっと見つめてくる。
見られるのは得意じゃない、目をすぐに逸らした。
br「泣いてたの?」
sha「、、、」
br「なんでこっちみてくれないの?こっちみて」
さっきまで握られていた手は離され、両頬に手を置いて顔を動かせないようになった。
br「あは、やっと目があった」
ありえないほどばっちりと目が合っていて、逆にそらしずらい。
br「なんで泣いてたの?」
sha「、、わかんない、ぶるーくの事考えてたら泣いてた」
br「えー!僕が原因だったのぉ!?」
「でも嬉しいかも」
sha「、、?」
br「それって僕の事好きなんでしょ?」
顔がボンッと音がなりそうなほど赤くなっただろう。
鏡を見なくてもわかる。顔が暑くてたまらない。
「我爱你」
まっすぐした澄んだ目をしていた。
__________
後日談によると、ぶるーくは日中ハーフで偶にポロポロと中国語が出てきちゃうそう。
特に好きな物、興奮したもの、に関しては中国語が出ちゃうそうだ。
美丽 美しい
可爱 かわいい
我爱你 愛してる