テラーノベル
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遂 に 今日 は 卒 業 、
生徒 会は 色 々 と準備が ある ので 先に
学校へ 来て いる の だが 、
蒼井が 見当 たら ない 、
登校 姿は 見か けた 為 、
学校へ は 来て いる はず なん だが 、
サボり ? いや 考え られ ない 、
蒼井に 限って そ んな ことは 、
そう いえ ば 、 昨日 言っ てた 約束って 、
僕は 走り 出した 。
思い 出 した 、 蒼井 が 言っ てた 約束 、
なん で忘 れて いたの だ ろう 。
ガチャ っ
「 … 来たんですね 。忘れてたのに 。 」
『 何して っ !? 』
蒼井 は 時計 守の 姿に なって
屋上 の柵に 乗って いた 、
「 会長が 約束を 守っ たの なら 僕も 守ら ないと 、」
蒼井が こ ちらを 向く 、
「 …..僕の 余 命 が 残り 少しと 言っ たら 信じ ます か ?」
蒼井は 少し 考え そう 言って きた 、
『 え ? 』
一瞬 冗談 かと 思 ったが 、
蒼井の 顔は 今 まで 見た 事の ない程 真剣な 顔 だった 。
「 …会長 知って ます よね? 」
「 怪異に 触れ 合 える のは 彼岸 に近い 存 在 だけ 、」
「 だ けど僕は 祓い屋 の血も 継いで ない し、霊感も 無い 。 」
「 …もうここから先は分かりますよね 。 」
『 … 』
考えもしてなかった 、
蒼井が残り余命が少ないなんて 。
「 僕は今 七 不思議の 力で 生 きて いる よ うな もの 、」
「 本来は もう 死 んで いて も 可笑 しく ない 。」
「 でも 、 契約は 卒 業 まで 、
つまり あと 少しで 僕の 寿命が 尽き るん です よ 、」
「 どうせ 余命が もう 少 ない なら 、 」
「 自分の 好きな 場所 で 自ら 死に たい なって 思って 。」
『 え… ? 』
「 大丈夫 です よ 、 どうせ すぐ 忘れ られ ます から 。 」
蒼井は そう 言って
壁を 掴 んで いた 手を 離す 、
『 ちょ っとまって ! 』
僕が 数 珠を 取り 出 そう と数 珠に 手を かけ ると 、
かち っ 、
時が 止 まった 、
「 …会長さようなら 。 」
「 また会いましょうね 。 」
視界 から 蒼井が 消 える 。
ーーー
時が 動き 出 した 瞬間 。
卒業 式の チャ イムが 鳴る 。
僕は その チャ イムと 同時に
下へ 向 かう 。
蒼井が落ちたであろう場所には 、
オレンジ色の 彼岸 花と 、
蒼井の 眼鏡だけが 落ちて いた 。
後日 、
光や 、 赤根彡に蒼井の事を話しても
そんな人は知らないと言われてしまった 、
どうやら僕だけが蒼井の事を覚えているらしい 、
僕は一生忘れないからね 、
蒼井 茜 。
HappyEND 。 「さようなら」
???
H�pPイyEN⬛︎
続 ?? ♡1 5 2 0
コメント
16件
これ?ハッピエンドなの?
彼岸花の花言葉を調べた人今なら怒らないから正直に言いなさい