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片道切符
29
K-Takasaka
248
体育館の扉を開けた瞬間、煙が視界を覆った。全然見えないじゃん。でも若干左から足音と息の音がするからそっちか?
薄暗い体育館の奥から、小さな声が聞こえた。
生徒「……誰か、助けて」
犯人たち「こいつらがオークションにかかってるやつか?」
「あぁ、若い日本人のスポーツマンは海外で高く売れるらしい」
「早く連れてかねえとサツが来るよないそごーぜ」
やっぱり人身売買か。たちが悪い
声のする方向へ向かい犯人たちの前に行く。
犯人たち「女の生徒もいたのか」
「別に可愛くねーし売れねーだろ殺しちまおうぜ」
犯人の1人を思いっきり蹴り飛ばす。
莉央「お兄さん達こんにちは」
犯人たち「あ?なんだよクソガキ。」
「痛てーんだよどう落とし前つけてくれるんだよ」
莉央「挨拶が先の方がいいかな?こんにちは学生警察第1部隊の涼鳴です。今大人しくしてくれたら特に何もしないけどどーします?」
犯人たち「あ?ふざけんなよガキが舐めやがって」
莉央「そっかそっか大人しく捕まる気はないんですね」
犯人たち「あたりめーだr!!!」
残りの犯人たちもボコボコにしていく。
持っていた薄型の紐で縛り、生徒たちのところに行く。
気絶していて顔とかは見られていないらしい。
莉央「良かった。顔とか見られてたら記憶消してもらわないとだもんね 」
無線がなる
??「莉央ちゃーん外でフラフラしてた犯人たちも捕まえたよー!」
莉央「晴仕事早いね、さっすが副隊長」
晴「まあね!海翔も合流してすぐ捕まえられたよ」
莉央「了解。中連れてきて。まだ煙いから顔見られることないだろうし。早く着替えよ」
晴「りょーかい。すぐ行くね」
無線を切り、私は体育館を見渡しながら体育館の天井に付けておいたスーツケースを取り、警察服に着替える。
爆発、人身売買、そして学校への侵入。
偶然にしては出来すぎている。こんなに人目がある中で朝っぱらから、、?
莉央「……なんか変だな」
この事件、人身売買だけが目的じゃないはずだ。
コメント
1件
うわ、第2話も強烈でしたね…!体育館に煙、人身売買のオークション、そして「顔見られてたら記憶消してもらわないと」の一文で、この世界の治安のヤバさが一気に伝わってきました。それでいて莉央さんの「こんにちは」からの一撃、めちゃくちゃ爽快でした。薄型の紐で縛るって細かい設定がまた良い…。海翔さんや晴さんとの役割分担も自然で、仲間感が出てる。そしてラストの「なんだか変だな」で終わるところ、また続きが気になり過ぎます。人身売買だけじゃない伏線、しっかり拾ってくださいね!