死にたがりの兄貴 【完】

よし次は___

『首吊り』だな…笑

鶴蝶Side

俺は蘭が元々リスカをしているのを知っていた。

どうして止めなかったって？

止めた方がしんどくなる。それは分かっていた。

「自殺」これを止めることは絶対にできないって俺は思ってる。

まず、止める権利なんてない。

だから俺は

大好きな家族、友達、仲間が死のうとしても

俺には止める権利なんて全くない。

だから俺は絶対に止めない。

何があっても…。

蘭「あ”ぁ〜。」

蘭「やろっかな〜此処でいっか」

ｼｭﾙｼｭﾙｼｭﾙ((自分のネクタイを取る

蘭「ごめんな。こんな兄貴で。」

蘭「よしっ。やるか」

ｷﾕｰｯ((首を絞める

ｷﾞｭｰｯ((もっと強く首を絞める

ｶﾞﾁｬｯ

春「おい、クソたn…」

春「おい！！何してんだ！！」

ﾊﾟﾁﾝｯ!((頬を叩く

蘭（ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ

蘭（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

春「蘭」

蘭「な、、に。」

春「話せる？」

蘭「迷惑…」

春「迷惑じゃねーよ、大丈夫」

蘭（ｯ…ﾎﾞﾛﾎﾞﾛｯ

ｻｽｻｽｯ((蘭の背中を摩る

春「大丈夫。大丈夫。ゆっくりで大丈夫」

蘭「俺ね…ﾎﾟﾛ」