すんませんクッソ遅れましたぁ!!!!!!
現在今までのリク書き進めてるんで許してくだしあʕ´• ᴥ•̥`ʔ
何故か某音ゲーの設定に少し寄ってしまいました🙇
ちなみに俺は最近紫髪の彼に150連爆死しました。泣きそう。
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〇Not純愛
〇(えrは)ないです
〇ブラックとタナおじ、どっちもキャラが安定してない
〇Notハッピーエンド
いつから私はここにいるのだろうか。
誰にも見つけられない深淵の奥底で、気が付いたときには生を受けていたのだ。
私の存在意義とは何なのだろうか。
こんなところでは暇を潰すことさえ出来ない。
だから自問自答を繰り返す。
決して答えに辿り着くこと無い問いを。
自分でも分からない解を。
普段であれば、この問いは続く。
…だか、今日だけは違った。
音もないこの空間に誰かの足音が響く。
「おや、こんな所に何か用かな?」
「誰に向かって言ってんだ?」
「君以外に一体誰がいると言うんだ?『保安官』」
「…!…俺は保安官なんてキレイなもんじゃねぇよ。」
「つまり君はIfの世界からの来訪者というわけか。」
「If…?よく分かんねぇが、多分そうだろ。」
なるほど、興味深い。
この空間に人が入り込むだけでも不可解だが、それに加えて
まさか異世界からの来訪者とは。
「んで、お前は誰なんだ?ずっとここにいんのか?」
「私は…まぁ、好きに呼んでくれ。」
「なんだよ素っ気ねぇな」
「ずっと…というわけではないな。」
「いやー、お前周りと同化してて見えにくいんだよ。」
「…どういうことだ?」
「夜中に猫の目が光ってるみたいな感じだ。」
「…!」
そんなこと、言われるまで考えたこともなかった。
自分のことは自分が一番分かっているとはよく言うが、
案外他人にしか分からない部分もあるのかもしれない。
「てかよぉ、俺早く帰りたいんだが」
「帰る方法?私も知らないぞ?」
「え」
「『Phase1』への行き方なら分かる。だが君の世界は知らない」
「嘘だろ〜…」
「君の世界の私を教えてくれないか?」
「白くて…オドオドしてて…気弱?」
「随分酷い言われようだね…まぁ君の世界は特定できたさ。」
「おぉマジか!で、帰る方法は?」
「……………知らない」
「意味ないじゃねぇか!?」
そうは言われても、知らないものは知らない。
如何せん外部との関わりが限りなく無いのだ。
これ程自分の無力さに嘆く日が来るとは思ってもいなかった…
「おい、アレなんだ?」
「?」
『お互いに身体の一部を無くせば出れますよ^^』
「私も初めて見た…」
「じゃあ今急に出来たってことか!?」
「そういうことになる…だろうね。」
私の触手は幾らでも代えがきく。効果があるかは知らないが。
ただ、彼は生身の生物だ。そう簡単に治るわけではない。
治癒が最も早い場所はどこだろうか…
………あ、そうだ。
彼を殺してしまえばいいんだ。
そうすれば魂そのものは彼の元いた世界に還元される。
記憶が保持されたままかどうかは彼の精神力に賭ける。
きっと彼はこの提案を拒絶するだろう。
それは至極当然の反応だ。
唐突に『一度死んでみないか』と言われるのだから。
いや、恐らくそれ以外に方法は無いのだろう。
「君は…帰りたいんだろう?」
「そうに決まってるだろ!こんな世界、ずっといたら頭がおかしくなりそうだ。」
「そう、か…」ズキン
…?なんだろう、今の感覚は。
「どうしても出たいというなら、私の言う通りに動くと良い。」
彼の所持していた拳銃を私が奪い取る。
「お前!何するつもりだ…?」
「まず、私が私自身の脚を取る。」ブチッ
私の行動を、彼が青ざめて見ている。
なんら問題はない、その筈だ。
「次に…私が君を殺める。」
「は…?」
あらかじめ彼の足元に仕掛けておいた触手で捕らえる。
少し危ない場面もありはしたが、これで解決だ。
「くッそ、なんでだよ…!」
「私にも罪悪感はあるんだよ、すまないね。」
銃声。
彼は眉間に銃弾を一発だけ撃ち込まれ、息絶えていた。
遺体が深淵に呑み込まれ、黒に染まり切る前に、帽子を彼から
拝借することにした。
静寂に包まれ、一人呟く。
「私は、君を手放したくなかったのだね。」
少し暖かい青の帽子を抱きしめる。
あぁ、彼はここにいるんだ。
これが彼が生きていることを証明してくれる。
もう、一人で眠ることも寂しくない。
温もりを感じながら、ゆっくり目を瞑った。
コメント
2件
ぐあ"~ーッ!!!!!最高すぎるッ!!!! 粉ぷんぷん