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カタカタカタ
夜のオフィスでパソコンを打ち続ける。
流石に疲労が溜まって1人で叫んでしまう。
🇫🇷 あー!!もう終わんないー!!(大声
まあ当然のように返事は帰って来ないのだが。
何故いつも残業なんてくそ喰らえだと思って爆速で仕事を終わらせている彼だが
今日残業している理由は上司から仕事を任されてしまったからである。
《回想》
上司 フランス、本当に済まないんだがこの仕事、やってくれないか?
🇫🇷 えーいやですよ
上司 お願いだ!今日は子供が産まれるから立ち会いたいんだ!
🇫🇷 うーん..
上司 …後で高級画材買ってやるから!
🇫🇷 分かりましたやります、絶対わすれないでくださいよ?(即答&早口
上司 お、おう!ありがとうな!(ちょっと引
《回想終了》
🇫🇷 もうやだ…
🇫🇷 でも画材をゲットする為に頑張らなくちゃ!!
そんな事を考えてると眠気が襲ってきた。
🇫🇷 ねちゃ、、だめ、なの、、に…
🇫🇷 んあ…(起
🇫🇷 あれ…今何時…?
自分の腕時計を見ると、針は4時を指していた。
🇫🇷 ッッ!!やば!!
急いで立ち上がると、何かが滑り落ちた。
🇫🇷 ん…?
拾ってみると、それは毛布だったのだ。
しかし、僕は毛布なんて会社に持ってきていない。
一体だれのだろう?
でも今の時間は太陽もでていなくて、肌寒かったから、その毛布を使わせて貰う事にした。
🇫🇷 なんか…薔薇の香りがする…
しかも、僕が想いを寄せている人の香りに似ている。
もしかして、彼が毛布を掛けてくれたのかな?
そう考えると彼が自分の事を気にしてくれていると嬉しくなった。
🇫🇷 ふふっ(*´˘`*)
そんなふわふわした気持ちで仕事を再開したが、意外と進んで、終わらせることが出来た。
🇫🇷 先輩〜!終わりましたー!!
上司 おお!本当にありがとな、ほら約束の
そう言って高級画材を渡してくれた。
🇫🇷 おっしゃああああ!!!ありがとーございます!
🇬🇧 貴方何叫んでるんですか、五月蝿いですよ?
🇫🇷 ごめんごめん
🇬🇧 ごめんは1回!
🇫🇷 じゃあ僕仕事があるから〜またね〜
そして僕はイギリスにすれ違い気味に囁いた。
🇫🇷 毛布、ありがとね♪(小声
🇬🇧 ッッッ!!//
耳元で囁いたのが効いたのか、声だけでも赤面していることが分かる。
そうして僕は上機嫌で仕事場に戻っていった