テラーノベル
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『親殺しに苦しむ男…』
(なぜ…なぜ…親父が…)
池崎太陽は、暗い自分の部屋で嘆いていた。
目の前で父を惨殺されたのだ無理もなかった…
太陽はここ2ヶ月自室に引きこもっていた。
夜7時何時ものように夕食を2階に持ってきた『太陽?ここに夕食置いとくね…太陽、一緒にTV見ない?ちょうど面白いのやっててさ』母は寂しげに言うと『母さん置いといて、ありがとう…』弱々しく太陽は応える。
ドアの向こうで小さくため息がきこえた…それから階段を降りていく足音がした。( 母さんごめん) 太陽は心で呟く。胸が痛くなる…
母が下の階に行ったと同時に部屋のドアが開く、太陽は母が用意してくれた夕食に手を掛けた。メニューは、カレーライスとデザートに杏仁豆腐だった。太陽はどっと涙が溢れた、何故なら太陽の大好物だったからだ。このところ自分の大好物ばかりだ、母の事気を遣っているに違いない。部屋にカレーと杏仁豆腐を持ち込みスプーンでカレーを口に入れる。
太陽は3口食べてあることを思いついた…
母は1階に降り家族のいるリビングに向かう。
娘が、真っ先に母に駆け寄る、『太陽、どうだった…』ソファーに座る祖父母も神妙な面持ちだ。
母は首を横に振り残念そうな顔をした、『ダメだったか今日も…』娘は言う。『何とかして部屋から連れ出したかったけど母さん無理だった…』『わ、わしのせいじゃ…わしがあの時アレを出して入ればこんなことには…』祖父は涙を流した、祖母が肩にそっと手を置く。『お義父さんのせいじゃないですよ、あの人は太陽にそんな所見せたく無いがための…』母も涙ぐむ、それを見て娘は母を抱き寄せた。『あの時の事は、もう忘れましょう…誰も悪く無いのだから…銀次の決断をどうかあなた方のせいにしないで 』重い空気の中祖母は皆と対照的に笑顔で言う。祖母は心では泣いていた、無理もない、若い息子を亡くしているのだ。『これからは明るく生きましょう、太陽は依然あぁだけれど私達は元気で、いましょう』急に立ち上がる祖母が吹っ切ったように言った。『そうですね泣いてばかりじゃあダメですねお義母さんありがとう…』涙を拭う母の目は先の、悲しい目ではない。
『そうよねおばあちゃん…皆、』娘も力いっぱいに言った。『そうじゃのう、母さんの入れば通りじゃ元気出さんとな…』手を叩きながら祖父は言った。
『じゃあ、早いけど寝ますか?』母は時計を見て言った。夜の8時30分だ、『そうだね私今日は学校疲れたし…』と娘『こんな早い時間もたまにはいいじゃろう、わしも疲れたし寝るか』祖父続いて祖母も『寝ましょう寝ましょう…あぁ疲れた』
そう言いながらソファーを立ち上がる祖父母、母も『お義父さん、お義母さん、おやすみなさいませ、でわ失礼します』お辞儀しながら言った。
コメント
1件
うわっ…1話目からめっちゃ重い空気…😢 目の前で父さんを♡♡♡れた太陽くんの心情描写が切なすぎる。「母さんごめん」って心の中で謝るシーン、胸がぎゅっとなったよ💔 引きこもりの理由が気になるし、母親との距離感もリアルで続きが気になる〜!次の展開待ってるね📖✨
井野匠
4,519
仮面ライダー好き
116
#『彼』の行く末
鐘寺 実昼
345