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亡霊@男子化
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「…おい…」
「ムーンルージュ・ベール。いるか?」
「…某を呼んだのはそなたか」
「どうだ?運命は…」
「…ああ…変わった。恋路 桃寧は心を入れ替えた。だから桃乃の死は阻止できたはず」
「ふん…それなら良かったな…時乃 茉城」
「…そういえば…そなたが特別な理由でも知りたいか?」
「…聞けるなら」
「…そなたは…時に仕えし人間だからだ。6月10日に産まれたのも特別を呼んだ理由だ」
「…時に…仕えし…人間」
「時乃 茉城。そなたは特別なのだぞ」
「…いや…ホワイトリアン・フルール。そなたの本当の名だ」
「…ホワイトリアン・フルール…俺が?」
「…俺は…桃乃と幸せに生きるためだけが幸せだ」
「…ホワイトリアン・フルールになんぞならねーかんな」
「…そうか…悲しいのう…」
「…そなたが生まれた時からこの名はあったが…普通に生きていたら知る由もないがな」
「…この世界では生まれた時からこのような名が存在する。」
「某だとムーンルージュ・ベール…普段の名は月鈴 紅蓮(つきすず ぐれん)だ。」
「…なんで俺は…普通の人間として生きられるんだ」
「…それは…普通の人間から生まれてきたからだな。」
「…桃乃と運命…ってやつで結ばれてんの?」
「…それは桃乃 一羽がホワイトリアン・ウィングだからだ」
「…桃乃がホワイトリアン・ウィング…」
「…俺と同じホワイトリアンってわけか…」
「そうだ…日本語訳すると白の絆ってことだな。そなたと桃乃 一羽は白の絆で結ばれている」
「またホワイトリアンはこの世界に2人しかいない。だから本当に運命で繋がれてる」
「だか愛は運命で繋がってないから…そなたの愛は真実なのだろう」
「…昔そなたが願った「俺と桃乃が幸せになりますよーに」と言う願いが神社を通して本当の名を変えた。」
「…だからホワイトリアンという名は2人しか存在しない。」
「神社側が作りその名をそなたらに適用させたのだ」
「…なんかむずかしーな…」
「某の代償は重かったが…まぁ気にしなくていいのさ」
「え…それめっちゃ気になるとこじゃねーか」
「…某は…運命を作り出したり書き出したりするそういう存在なのだ。」
「…某は…運命を作り出すときに寿命を削っている。」
「運命とは寿命と値するほど特別で貴重なものなのだ」
「なあ…ムーンルージュ・ベール。桃乃にホワイトリアン・ウィングだってことを言わないでくれ。」
「桃乃は桃乃 一羽として生きさせてくれ」
「…ああ…分かっている…」
コメント
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つくもがみさん、第12話読みました!「ホワイトリアン」という真の名前や、運命と寿命を削る代償の重さ、そして茉城が「普通の人間として生きたい」と願う切なさが胸に響きました。桃乃を守るために真実を隠そうとする茉城の優しさに、じんと来ます。次が気になりますね🌷