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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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第3話

























ゴ (パチッ



何時の間にか寝て居たのだろう


僕は朦朧としながら起き上がり、


周りを見渡してみる


見知らない場所


と分かったとき恐怖が襲ってきたと共に安心感も何故か有った



ド おや、起きたんですね



そう声がし、上を見上げると


あの暗い部屋で会った


フョードル・Dという人物だった


ゴ あのっ…


其れを思い出したと同時に

やってしまった事も思い出した

「有難う御座います」と御礼を言おうとしていたのに

言葉が詰まり、言えなくなっていた。


ゴ あッ…


よく見ると

僕が寝ている床

僕が着ている服

僕が居る部屋

総てかなり上等なものだった。


其処で、僕の中の恐怖心が大きくなった。

僕の頭の中は真っ白になった。


ゴ ごッごめ、なっ、さッ


何時の間にか僕は謝ろうとしていた

きっと慣れで咄嗟に出たのだろう


(スッ


すると

フョードル・Dという人物が手を伸ばして来た


きっと手を弾いた仕返しだろう

僕は叩かれると思い、

目を瞑り、歯を食いしばった。


(ワシャワシャ


髪が擦れる音がした。

だが、痛みはなかった。


そう、ただ単に撫でられたのだ


僕は不思議だった


何故「こんな」僕を撫でる?

何故「異民族」の僕を撫でる?

何故「役立たず」の僕を撫でる?

何故 _

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