第十二話
注意書きは第一話をご覧下さい。
ガラガラ
「あ、おはよーりうら!」
赤「おはよー!」
「今日チャイムギリギリだね?」
赤「あはは…まあね」
赤「ほら、おいでほとけっち♪」
水「う、うん…ッ」タッ…
「ねえあの子誰かわかる?」コソッ
水 ビクッ
「あれじゃない?不高校の子」コソッ
「あぁ!だからりうらちゃんと一緒にいるのか」コソッ
水(…やっぱり、怖い…ッ)
赤「…いむ、大丈夫?」
水「あ、うん、大丈夫…」
赤「無理しないでね?」
水「してないよ」ニコッ
水(自分で行くって決めたんだもん…少しずつ克服しなきゃ)
昼休み
水「…はぁ〜……」
水「やっと昼休み…」
水(よく耐えれた僕)
赤「いむ〜!一緒にお昼食べよ♪」
水「あ、うん…!」
<キャァァァァァァ!!!!♡♡
赤水「!?」
水「な、なに?今の歓声…」
赤「あ、もしかして……💧」
ガラガラ
「いふせんぱーい♡どうして二階にいるんですか?♡」
「今日こそ一緒にお昼食べましょうよ!♡」
青「ごめん、無理。そこ通してくれへん?」
「このクラスの誰に用事があるんですかぁ?」
青「それは…」チラッ
水「……いふさん、?」
赤「やっぱり……さすがモテ男」
赤「ちょーっとバレたらまずいから先に行こっかほとけっち♪」
水「え、あ、うん」
赤 パチーンッ☆←青に合図を送る
青「!」←受け取る
白「……あ、二人ともこっちやでー!!」
赤「やっと見つけた…」
桃「あれ、まろと一緒じゃないの?」
赤「居たんだけど…女の子に囲まれてて」
黒「あ〜…」←察
赤「ヤバい予感がしたからまろに合図送って逃げてきた」
水「…」
水(いふさん、前にも言ってたけど……めちゃくちゃモテるんだなぁ…)
水(そりゃそうか…かっこいいし…)
青「はぁっ、はぁっ……悪い遅れた」
桃「お疲れーw」
黒「災難やったなぁまろw」
青「マジで…っ、ウザすぎる…」
白「まあいつもの事やろ♪モテる男は大変やなぁ♪なーいむちゃん♪♪」
水「へっ…?あ、うん、そうだね」
赤「はやく食べよーお腹空いた〜」
桃「そうだね♪」ドサッ
水「お、多ッ……!?」
黒「ないこはめっちゃ食べるんやで♪あれでも足りないとか言っとる」
水「す、すごい…」
桃「さ、食べよー!いただきまーす♪」
🎲「いただきまーす!」
桃「ん〜〜ッッ!!うまっ!!♪」
白「ほんまいい食べっぶりやな」
赤「その方がいいんじゃない?きっと作ってくれた人も喜ぶよ」
桃「あ、これ自分で作ってるんだ」
赤「え、そうなの!?すご…」
桃「へへっ♪おかずどれかいる?」
赤「貰っていいの?」
桃「もちろん!好きなの取って♪」
赤「じゃあ…たまご焼きいただきます」
桃「どうぞー♪」
赤「あむっ………ん、美味しい…♪」
桃「よかった♪」
白「ないちゃーんウチにもちょーだい♪」
桃「お前はアニキから貰えや」
白「じゃあ悠くんちょうだい♪」
黒「しゃーないなぁw」
白「やったー♪」
水(…みんな、楽しそう♪)モグモグ…
青「……もーらいっ」パクッ
水「え?あっ、僕のえだまめ……!」
青「えだまめ好きなん?」
水「…」コクッ
青「それは悪かった…じゃあこれやるよ」
水「…あ、ありがとうございます」
青「……今日どうやった?」
水「えっと…疲れました」
青「そっか」
青「お疲れ様」ヨシヨシ
水「…♪」
水「……てかいふさん、モテモテですね」
青「あー…あれな。やめて欲しいんやけど中々やめてくれへんのや」
水「大変ですね」
青「ほんま勘弁」
青「5限目も頑張れよ」
水「はいっ……!」
???「……」