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地下牢。 小我太。
『脱出者出現!!脱出者出現!!』「、、うるせぇ、アラーム、、」「大速力、地下牢に居る話が通じそうなbloodを全員出すぞ」歌星はそう言い、牢屋から出た。「え、何で??」「少しでも梵を足止めする為だ、恐らく墻音もそう考えてるだろ、、それにーー」「、、??何??」俺は歌星の目線の方向に目をやった。すると、、「あ、おっは〜!!!!小我太!!元気〜!?」そこには組織の服を脱ぎ捨て、千秋と手を繋ぎ走ってくる加四六が居た。「、、何アイツ、、」「記憶が戻ったのか、、」「よぉ!!小我太!!俺よ!?加四六よ!?覚えてる??」「、、、、」「あれ、泣いちゃう??」加四六は俺の顔を覗き込んだ。「、、バーカ、、お前の顔見て誰が泣くか」「あれ、思ってたんと違う」「遅すぎ、、8年も千秋の事待たせんな」「ハハ、、ほんとごめんな〜千秋〜」「ハハ、、小我太、これからどうするの??」「何かここに居るbloodを牢屋から出すんだって」「え、大丈夫なのそれ、、」千秋はそう俺に聞いた。「さぁ、、??」「大丈夫だ、問題ない」「そう、、え、歌星??何で生きてんの、、」「話は後だ、、」すると「お前ら何やってんの!?えぇ!?何!?」「あ、狂唖」すると加四六は狂唖に近づいた。「狂唖ちゃぁぁん!?元気ぃ!?」「え、うざいうざい!!退け退け!!」「え、痛っ!!」「、、あれ、もしかして加内じゃなくて、加四六??」狂唖は加四六の顔を見た。「おん、そうよ??」「、、へ、、へぇ、、そっか」「何か反応薄くない??あら、墻音じゃん」「、、これが加四六さん??」「そうよ??」「、、マジか、、」「マジかって何??」「小我太急にどうした!!え、檻壊したの」狂唖は俺に近づき慌てたそぶりを見せた。「いや、梵明日に帰ってくるんでしょ??なら今日脱出する」「い、いや、それはいいけど、、敵は梵だけって訳じゃ、、それに加四六の記憶が戻ってんのだって気づいてるはず、、」「、、大丈夫〜大丈夫〜、狂唖スマホ貸して」「、、??ハイ」俺は狂唖からスマホを受け取った。プルプル、、プルプル、、「、、??誰に電話してんの??」『ハイ、どちら様??』「あ、風磨??」『、、!?小我太ぁ!?』「加四六の記憶もだったから今から組織脱出するから助けに来て欲しい、行けそう??」俺はそう風磨に聞いた。『え!?行く行く〜!!、、え、今加四六が何て??」『それじゃあ、バイバイ」『えっ、ちょ!!』ブッーブッー「、、これでよし、、ねぇ、狂唖、俺たちの敵って誰なの??」俺はそう狂唖に尋ねた。「、、んー、、梵は言わずもがな、、後はブラック・ジャックと未來さんと、、」「、、??」「、、もしかしたら、、咲久は話が通じないかも、、小我太の件になると、、」「、、あぁ、、あのおかっぱ、、」「小我太、酒井に何かしたの??」加四六はそう俺に聞いた。「、、わかんないよ、、何もしてない」「、、そっか」「遊馬さんや鮎民は俺たちに協力してくれるの??」俺はそう狂唖に聞いた。「勿論、、!!俺や墻音だって」「、、そっか、、ありがとう」「、、、、」狂唖は俺から目を逸らした。「、、ねぇ、狂唖」「、、??」「、、狂唖のお父さんってまだ生きてたの??」「、、さぁ、、」「、、そうなんだ、、」「狂唖、小我太はお前の父親にボコられたらしい」歌星はそう狂唖の顔を見た。「、、そうなんだ、、」
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とある荒地。 梵。
「、、あー、、記憶戻っちゃったぽいな、、つまんな、、」俺はその場に座り込み、遠い目をした。「、、ハハ、、ここは何なんだ??カラカラだね」そう言ったのは後ろにいる未來永劫だった。「、、昔俺が住んでた組織があった場所、、小我太の所為でこんな荒地になってんの、、」「へぇ、流石大速力だね」「、、そー
ね、、一冴(いっさ)は何処行ったの??」「さぁ??多分その辺で寝てるね」「、、そっか、、」俺は立ち上がり歩き始めた。「何処に行くんだい??」「組織に戻る、小我太を殺しに行くの」「、、そっか、、それならお手伝いしようかな」「ん〜、宜しく〜」