テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「またね〜!!」
あふぇさん(キラキラの被害者)、べるさん(私の親友)、瑠璃ちゃん(キラキラの被害者と言うシスコンな兄の妹)が私達に向かって、ブンブン手を振る。
「また遊んでくれたら嬉しいですっ……!」
瑠璃ちゃんは、頭を直角に下げて言った。
「こちらこそ!!一緒にみんなで遊びましょう!!」
私ーななっし〜は、瑠璃ちゃんに向かってニコッと笑い、頭を下げ返した。
「…………ななっし〜…」
そんな私の肩に、さも君が元気なく手を置いた。
えっっっっ???????
「さも君!?何でそんな元気ないなってんの!?」
さも君の私を見つめる目は、どこか遠くを見ているようだった。
や、焼肉食べ過ぎた!?
でも、さっきまで元気だったよね!?それに、私でも、もう元気になってるんだし……!!
か、風邪とか!?
「さも君!大丈夫!?少しおでこ借ります!!」
私は、さも君の返事も待たず、さも君のおでこに背伸びをして(ぎりぎり届いたぁ…!)手を付けた。
熱くない……、普通の体温…。
「はぁぁぁぁぁ…………良かったぁぁぁぁ……」
私は一人慌てて、一人ホッとして、変人ムードをかました。
そんな時に、
「「わぁぁぁぁぁ!!!!」」
誰かの叫び声が聞こえたのだった……。
その犯人は………
「ななっし〜…!!!!貴方…いつから男子の心配ができるようになったの!私、親友として嬉しいよ……!!」
まず、べるさん…。
犯行理由は、私が男子の心配をできるようになって、嬉しくて叫んでしまったようです。
「ななっし〜さん!!俺のことも心配してくださいよ!!泣いたり体調不良ぽくなったら、おでこ触ってくれるんですよね?!」
もう一人は…………摩理之介さん。
犯行理由は………しょうもないです、聞かなくていいと思います。
そして……5秒後
「…………………」
私はやっと正気に戻りました。
陰キャがしてはいけない行動百選の一つを私が破ったことに気づきました。
それは…………
陽キャに触ってしまったことですっ!!!!
何があろうとも、触るのだけはだめなのです!!陽キャに近寄るだけでも本当はだめなのに…!!!
触るだなんて……!!!
「さも君!!!すいませんっっっっっっ!!!!」
私は一生懸命さも君に今すぐ土下座したい気持ちで謝った。
「……………」
そして、私は謝った後に気づいた。
自分から陽キャに話しかけられるようになっていることと、、、、
さも君がずっと私が触った場所…おでこに手をつけて、固まっていたのを。
そして、暑いからか分からないけど……………少し顔が赤いことに気づいた。
「えっっ」
もしかして………
死んだ?
風邪通り越して、、死んだ…?
「さも君!死んだ!?」
私は急いでさも君が生きていることを確かめようと、お腹へと突っ込みに行くと……。
「ななっし〜さん!!!」
ドカーン!!!!
誰かが突っ込んできた
そして、…うっすら髪が見え、その髪を見て一瞬で判断ができました。
、、、、、、、、、、、
金髪バナナと頭をぶつけ合いました。
ーーーーーーーーーーーー
「いてて………」
私は、摩理之介さんとぶつかった頭をよしよししながらつぶやいた。
「ごめん!!ななっし〜さん!!大丈夫!?」
摩理之介さんは、すぐに私に駆け寄ってきて、立たせてくれる。
「だ、大丈夫デスケド…………。あの…ナ、ナンデブツカッテキタノデショウカ……?」
コワイヨ
私は、そう思いながら摩理之介さんに聞いた。
「……う〜んと…、俺の感情と……これ以上ななっし〜さんをさぁーもんサンに近付けたら……さぁーもんサンが死にそうでしたので…」
と、…摩理之介さんは、答えた。
…………えっと……?
「どういうことですかね…?」
私は分からず、摩理之介さんの方を見た。
「え、えっと………。いや、…それは置いといてですね!!ななっし〜さん!!人間は、死んだら冷たくなるんです!!熱くはなりませんよ!!」
んっと……。
な、何か…突然、話変えられたんだけど…。
まぁ……それは良いか。
死んだ人間は、冷たくなる……
…………あっ…
「…………確かに…。死んだら冷たくなりますね……。アニメでそんな事良く書いてあるはずなのに…。何たる不覚……!」
私は、何百回、何千回と見たアニメのシーンを思い出す。
「ですよね!?不覚ですよね!?次はそんなことがないように、ちゃんと考えて行動するんですよ!?」
摩理之介さんが少し焦ったように言う。
「えっ、…あっはい!!!」
私は、分かんないけど、一応返事はしたのであった。
そしたら、
「…………ふ〜ん?ちゃんと好きなんだ?」
私の親友の声がした。
「えっ……、べるさん?それってどう言う…」
私は言葉の意味がわからず聞こうとするけど、べるさんは、
「黒熊ー!可愛い可愛い瑠璃ちゃーん!!帰るよ〜」
と、…私の言葉を無視して言った。
そして、…
「お疲れ〜♪」
と、べるさんは小さく私を見ていった。
「??????」
私は相変わらず分かりませんでした。
「じゃあ、ななっし〜さん、俺達も暗くなる前に帰りましょうか」
私がべるさんのほうを見続けていると、摩理之介さんが言った。
「えっと…、、そうですね!」
私は、返事をし、歩き出そうとして……ピタッと止まった。
「あれ?ななっし〜さん、どうしたんですか?」
摩理之介さんは、首を傾けて聞いてきた。
「摩理之介さん…………」
私は気付いたんだ……。
「さも君がまだ居る……!!」
さも君を忘れて帰りそうになったことに!!!
「えっ、…あっ……。確かに。でも、ななっし〜さん。さぁーもんは一人で帰れるし、大丈夫だと思いますよ?」
摩理之介さんは、早く帰りたーいと言うように、さも君を置いていこうとする。
「…………確かに…、、そうだけどさ……。摩理之介さん…、、さも君はね……体調が悪いんだよ…!!」
それで、一人で帰れますかね……!!??
「大丈夫だと思いまーす」
摩理之介さんは、さも君を呆れた目で見ている。
「…………だ、大丈夫かな…?」
「多分大丈夫だと思いまーす。さぁーもんは光属性ですし、すぐ生き返って一人でそそくさと帰りますよ〜」
私がさも君を見ていても、摩理之介さんはダイジョーブと言いながら私を強制連行するのでした。
ーーーーーーーーーーーー
「何か、今日はすごく予定が崩れましたねぇ…」
摩理之介さんは私を家まで送ってくれながら、そうつぶやいた。
「そうだね〜。でも、また今度行きましょ!!」
私はにっこり笑って言う。
そしたら、
「……!!」
摩理之介さんは一瞬電撃に撃たれたように、動きを止めた。
「摩理之介さん?」
私は、摩理之介さんを見る。
「…………ななっし〜さん」
摩理之介さんは私を呼び止めた。
そして摩理之介さんは、私をまっすぐ見つめ、これ以上にないほどの真剣な目で言った。
「好きです」