ヴー!ヴー!
「あぁ!誰だよ、こんな時に!」
僕、助かった…?
「はぁ…///ぁ…ん///」
「涼ちゃん喘がないで、電話に声入っちゃう」
「ぁ、えいでッ…ンッ///♡ないッ…///♡」
「はぁ…説得力無さすぎ。」
そう言うと若井は僕の口に布をあてがった。
「ンッ…//んん……///♡」
「もう、喘がないでよ。」
さっきまでの余韻が消えない。
だって僕、口内を犯されて、ここを、舐められて…。
なんてったって、このかっこいい若井に…。
「……。涼ちゃんほんと煽るのが上手だね、まじで今すぐ襲いたい…。」
「?」
「気づいてないの?ほんと自覚ないね」
ニヤリと笑って僕の耳元で囁いた。
「腰、揺れてるよ」
う、嘘。まさか。そんな…。僕何、期待して…
口にあてがっていた布をとり、代わりに腕を上に縛り付けた。
「涼ちゃん…。そんなに俺のちんこで気持ちよくなりたかったの?嬉しいなぁ…。」
「いいよ、もちろん。一緒に気持ちィこと沢山しようね。」
「で、電話!出ないの?」
「電話なんていいよ、忙しかったって言えばいいし、現にほんとに忙しいからさ。」
「わ、分かんないよ?!もしかしたら、元貴からかもしれないじゃん!元貴だったら、心配して家まで来ちゃうよ!」
「……。たしかに。」
良かった…。
でも、どうやって逃げれば…。
「あぁ〜…。まじで元貴じゃん…。静かにしててね。」
今なら…。
「もしもし?何?うん。 うん。 あーうん。」
「ッ……。も…元貴!!助けて!!」
「ッ?!!」
若井は僕を睨みつけた。
「ぁ…ごめんなさいッ……。」
やっぱり、若井の目…怖いよ…。
「(え?、涼ちゃん?涼ちゃん居んの?てか助けてって何?若井!涼ちゃんに何したの?ちょっと待って、電話切るね)」
「………。」
若井は黙って、僕を押し倒し、服を脱がせてきた。
「や、やめ、てッ!若井!」
「うるさい。」
「ッ…。ゃ……ぁ…。」
あまりの恐怖に情けない声が漏れる
「電流流しても変わらなさそうだから、分からせてあげるよ、俺がどれくらい涼ちゃんを溺愛してるか」
「も、もときぃ…早く…!」
「おい…。涼架、俺の前で他の男の名前呼ぶの?」
若井は乱暴に僕の顔を掴みだんだん力が入っていくのがわかった。
「わ、わかッぃ…いたい…!からぁ…!」
「あぁ、可愛いなぁ…涼ちゃん…。」
頬を優しく撫で、手を首の方に回したかと思うと、僕の首を締めてきた。
「ぁッ!ぁ゛ぅッ…!た、すッけて……。」
視界がぼやけてきて、死を覚悟した。
その時、若井が僕の穴に奥まで一気に突いた。
「ッッ!!!あ゛ッ!」
気持ち悪くなるほどの痛みが込み上げた。
恐怖と痛みで涙が止まらなかった。
「ッ…!さすがにッ!きっついわ…!」
「ぁ゛ッ!ん゛ぅ!あッ!」
それから、若井は僕の前をいじくりながら、繰り返し突いた
「んぁ゛♡!あ゛ッ!ぃ゛ッ!♡」
「大丈夫だよ、もう少しで気持ちよくなってくるから…。」
何を言っているのか分からなかった。
僕は確かに、中性的な見た目をしているけれど、中身は完全に男だ。
しかも、ケツを突かれたところで、ただ痛いだけで、気持ちよくなるなんてありえない。
ありえなぁッ!!♡///
「ん゛んッ!!♡///」
「あーら、ここが好き?涼ちゃん」
若井はにやにやしながら、僕に囁いた
「な、なにしたの…?」
どうして僕はケツを突かれて、今…快感に反応してしまった…?
そんな…まさか…
「いいね、もっと好きなところ突いてあげる」
「や、やだ、それやだッ!」
「可愛いなぁ」
「アッ♡///んッ!♡ぁあ゛ッ///そこやだッ///からぁッ♡///」
「すっごい素直な身体だなぁ…」
「さすが、感度が高いね。思ったより早く感じるようになってくれたし。」
「さぁ、ここからもーっと涼ちゃんが気持ちいいことしてあげるね」
ガチャ
「ッ!!」
「滉斗…お前…」
「んッ♡///ぁん…//も♡、ときぃ……♡///」
「り、涼ちゃん……?」
「………。」
「なぁ、滉斗…。なんか言えよ…何してんだよ。」
「黙れよ……。俺だって恋愛ぐらいしていいだろ……。」
「恋愛たって、涼ちゃんは嫌がってんじゃん。それはただ襲ってるだけだよ、強姦だよ。」
「わかってる……。でも涼ちゃんは僕のことが好きかはまだわかんねぇだろ。」
「好きなわけねぇだろ!助けてって言ってんだぞ!なんでそんな無理矢理なことしたんだよ!」
「黙れよ!お前は涼ちゃんが好きだからって!俺を蹴落としたいだけなんだろ!俺が邪魔だから!」
「え……?元貴……?僕のことッ」
「やめろ。」
元貴がすごい鋭く睨んでいた。
「ッ…!」
滉斗は、その目を見て、淋しそうな顔をして
僕を抱きしめてきた。
「ッ……!ごめん…!涼ちゃん……!俺…こんなことしちゃった……。」
僕の肩に滉斗の涙が落ちて伝っていった。
でもね……僕はね…若井のことが……。
「好き。」
「え?」
「は?」
2人が驚いているのがわかった。
「僕……滉斗のことが好き……。」
「涼ちゃん…!」
「……ぁ。うそ。」
「元貴……。ごめん……。」
「やめて……。大丈夫だから…変に慰めないで……。」
元貴は絶望に浸った表情をしていた…。
目が空っぽだった。闇だった。
どれほど僕を愛していてくれていたのかが
心が痛むほど伝わった。
コメント
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もっくん(´;ω;`)辛いよ…りょつぱもいいけど…😭