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#Knnm
kaitolanma
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水面
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コメント
1件
「第1話 隣人と鍵」、読み終えました。最初の気まずい距離感から、風呂上がりのイケメン顔に「こいつめっちゃイケメンじゃね…?」って心の中で動揺する高校生の視点がすごくリアルでした。しかも大人に抱きついて寝てるっていう無意識の信頼感が可愛くて。社畜のスマイルさんの「もう終わりにしたって…いや死にたくは無い」の一文が、疲れ切った中でも根っこにある生きる意志を感じさせて、めちゃくちゃ響きました。お互いに思いやりがあるのにすれ違う感じが、今後の展開をすごく気にさせます。続き、楽しみにしてますね🌷
・kr×sm
・年齢操作あり
・伏字なし
kr「」
高校生
sm『』
社畜
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krside
最近、俺の家の隣に引っ越してきた人がいた。
その人はいつも朝早くから家を出て夜遅くに帰ってくる
名前も知らないし年齢も離れているから関わることはないだろうと思っていた
夜、コンビニで夜食を買おうとドアと開けたらその横に今にも死にそうな目をして座り込んでいる人がいた
引っ越してきた人だ
目が合い、何も言わずに去るのは感じが悪いと思い声をかける
「あの…どうしたんすかそんな所で」
『あぁ……お恥ずかしい話なんですが、どうやら鍵をなくしてしまったようでして……』
『行く宛もないので、明日の朝までここに居ようかと思ったのですが……ご迷惑でしたら、別のところへ行きますので』
「いや、邪魔じゃないので大丈夫すけど…」
お互い無言でその場に留まっていた
気まず。どうしよう。行く宛ないのに別のとこ行くのは無理だろ。…家入れるか…?いやでもなぁ…
「あー…家、入ります?今日寒いですし俺一人暮らしなんで」
『えぁ…いや迷惑かけますよ』
「嫌ならまぁ…」
『………やっぱ入れて頂きたいです。寒いっす』
「っすよね笑…俺今からコンビニ行くんで中入ってていいっすよ」
『あ、ありがとうございます』
うわぁ…俺の良心が見て見ぬふりはできなかったから家入れちゃったけど…
買いたいものも買えたので家に帰りドアを開ける
「うわっ!?なんで玄関にいるんすか…上がっていいですよ?」
『あぁ失礼します』
…てか寝る場所とか着替えとかどうしよ。なんも考えてなかったわ…
リビングで荷物をおろしソファに腰をかける
あの人、ずっと荷物持った状態で無言で立ってんだけど…
「…荷物そこ置いて座っていいっすよ」
「遠慮しないでください」
『あぁありがとうございます』
そう言い、男はちょこんとソファの端に背筋を張って座り、あまり落ち着くような体制ではなかった
まともに話したことの無い年の離れた男二人がそんなすぐ打ち解ける訳ないのは分かってたけど流石に律儀すぎて話しかけづらい。
「…仕事で疲れてますよね?お風呂入れてきますんでゆったりしてていいですよ」
『ありがとうございます』
「お風呂湧いたんで先どうぞ」
『ありがとうございます』
「着替えとバスタオルここに置いとくんで」
『ありがとうございます』
気まずいなぁ…
まぁでも今日一日の辛抱だしあの人も可哀想ではあるからしょうがない…か
『お風呂出ました。ありがとうございます』
「あ、分かりました〜」
『…あ、後流石に下着は申し訳ないので使ってないっす』
「あ、そうなんすね、分かりました」
さっきまで暗い表情でずっと下の方を向いてて髪で顔よく見えなかったけど、風呂上がりで髪上がって顔が見えるようになったらこいつめっちゃイケメンじゃね…?
こんな顔のやつが社畜で陰キャとか勿体な。
…いや彼女いるとか有り得る?
全然有り得るな。でもさっき行く宛ないって言ってたから独身か?
そんなこと考えてる場合じゃないわ。風呂入ろ
「風呂出ました〜」
…?
返事がない
って、こいつソファでめっちゃ気持ちよさそうに寝てるやん…
どんだけ疲れてるんだよ
…一応客だしベッド連れてくか…?
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smside
明るっ…もう朝か…
てか 何処ここ…
昨日鍵無くして…隣の高校生家入れてもらって…俺ソファで寝なかったっけ?
…あいつが運んでくれたのかな
てか久しぶりによく寝れた
疲れもいつしか良くなった
…なんか重くね?
こいつ…俺に抱きつきながら寝てるんだけど…
普通見ず知らずの大人に抱きついて寝れるか?
てかがっちり掴まれてるから起きれないんだけど…
ペチッ
「いって…Zzz…」
『あの…起きれないっす…』
「ん…?あぁ!すみません今離れます」
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krside
「あ〜そういえば名前って…」
『スマイルです』
「スマイル…さん。俺はきりやんです 」
「スマイルさん何か食べたいものありますか?」
『いや、大丈夫』
「分かりました…ん?そういえば今日仕事って…?」
『!?めっちゃ遅刻だ…すみませんありがとうございました』
『今日はもっと怒られるなぁ…』
微かな声で言葉を放ったスマイルの目に光は無かった
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
smside
重い足を引き摺りながら会社へ向かう
先ほどの出来事があったように遅刻したことについて上司から叱責を受け、適当に流す
苛立ちを募らせながら自分のデスクへ向かう
あ”ぁ…せっかく久しぶりに疲れが取れたと思ったのにこのクソ上司の怒号で台無しだよ…
鍵は見つかったけど
ブラック過ぎるんだよこの会社
「はい」 「申し訳ありません」 「すみません」
…こんな生活…いつまで続くんだろうな
もう…終わりにしたって…いや死にたくは無い
あ
その前にきりやんにお礼しに行かないと
いつも通り夜遅くに会社を出た俺は、帰路の途中にあるコンビニへ立ち寄った
お礼の品を買い、きりやんの家へと足を向けた
『…そういえばこんな時間に学生は起きてんのか?』
不安な思いを抱えながらもインターホンを鳴らす
「はーい」
『昨日はありがとうございました。鍵は会社にありました』
「あ、鍵見つかったんすね。良かったっす」
『あの…昨日のお礼の品を…』
「え、いいんすか?ありがとうございます」
『夜も遅いので、では』
「おやすみなさい」