桃『赤~寝るぞ~』
赤『んー、あと少しだけ、』
桃『だーめ、1時には寝るように言われてるだろ?』
今ではお互いの作業部屋となった俺の防音室、
4ヶ月前、全てにおいて自己管理ができなくなった赤を半強制的に病院へ連れていくと鬱傾向のある適応障害と診断された。
元々、プレッシャーにも責任感にも強く人に大事なことから些細なことまでよく任せられる奴だが、悪く言えば自分の限界を感じずらい。
いや、自分の心情を無視して生きていたのだろう。
先生に休職を進められたが赤が休んでくれる訳がなく、紫ーくんと相談して個人やグループの放送や動画投稿の頻度を減らす約束で活動を続けるようにした。
薬や睡眠の自己管理ができるようになるまで赤を1人にするのが怖かった俺は赤に家で過ごすようにしてもらった。
桃『ほら、もうやめて寝よ』
赤『…、』
桃『泣かないの、』
病気のせいだろうか、感情のコントロールも最近はままならない。
次の診察日に医師へ相談してみよう。
そう思いながら赤のパソコンの電源を切り赤の手を引く。
・
桃『はい薬、自分で飲めそ?』
リビングにつき薬の入った袋を渡すが中々手は動かなかった。
赤『…ぐすっ、ひくっ、』
桃『ほら、手だして』
通院日に病状を説明する度に薬が増えたり変わったりするおかげで今は夜飲む薬が7錠ほど。
精神科はどこもそんなものなのか、
赤はまとめて飲むのが苦手だから、2錠づつ手のひらに乗せ水を持たせるとやっと飲んでくれた。
赤『…ごくっ』
桃『おしまいやね』
桃『話せる?』
赤『…ぅ…、』
桃『明日また作業の続きをするとして、今日はどこまで進んだん?』
赤『ぁ、あしたの』
赤『サムネ…と、頼まれてた企画、』
桃『そっか、えらいじゃん』
頑張ったなと言いながら頭を撫でるとずっと力の入っていた体の筋肉が緩まって表情も柔らかくなった。
「頼まれてた企画」というものは赤が全く任されていない状態を避けるために1ヶ月に一件だけ公式放送の企画を考えてもらっている。
医師によると頑張ること全てを奪い休ませるのは逆に体が休まらないそうだ。
桃『ベッドいこ』
赤『うん、』
すっかり元気が無くなってしまった赤を連れベッドに入り目を瞑る。
赤が早くよくなりますように。
コメント
4件
に、二個!? ちょー好みですありがとうございます! ぴゃさんの作品のおかげで良く寝れそうです!
ぴゃさん2個目の投稿ありがとうございます!すごくうれしいです😭😭今回の作品もすごくすきでしたෆ
サブ垢からごめんなさい🙏 こういう、活動していて、いろんな症状を持っているというのも とってもいいですね、‼‼(( 『頑張る勇気』に引き続き投稿ほんとにありがとうございます。😭 一日にぴゃさんの物語が二個も見れるなんて...😭 お世辞抜きで、ほんとにほんとに、嬉しいし、幸せです。 投稿ほんとにありがとうございます‼‼