テラーノベル
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「出来そう?」
「まぁ、来られたら乗せるのは全然平気だけど…」
「うん、じゃあ反対もやっとこう」
「反対?」
あたしは広田くんの脚からおりると隣に座り、太ももを叩く。
「はい、どうぞ!」
「大丈夫か… ?」
恐る恐るといった感じで腰を下ろし…
「あたたたた!痛い!重い!立って!」
「いやそうだと思ったけど…」
あれは座ったように見せて中田の空気イスだったんだ!騙された!
あーびっくりした。
「これは広田くんが下ね。いつかめぐみにおいで、って言ってあげてよ」
「わ、わかった」
さて、もうあたしの引き出しはあっち系しかないけど、もういいのかな?
「じゃあね、次は立って?」
「ん?うん」
最初はキスか。めぐみ、これもあんたのためだから、しっかり教えるからね。
すっと広田くんの首に手を回し顔を寄せると、ちゅっ、と軽く口づける。
「大原!?なに、を」
「ん?めぐみとそういうことになった時に戸惑わないように慣れるんでしょ?」
「慣れ…?え?」
「まぁ、キスなんて口と口をくっつけるだけだもんね。大丈夫か。続けてディープキス?」
「ディープ!?」
んー?なんかいちいち反応が遅いな…
あたしがどんどん進めてかなきゃ遅くなっちゃうかな。
「はい、いくよ?んー」
「んむ!?ん~!ん…」
広田くんの口の中をれろれろする。
ん?舌が逃げて…逃がさない!追い掛けて絡める。
「んー!んー!?」
ふふっ、こういうのもいいかも。今まではみんな向こうから向かってきてたもんね。
「ぷはっ!どう?出来そう?」
「はぁはぁ、俺が黒澤と…出来るのか…?」
「付き合ってるんならそのうちきっとこういうこともあるでしょ?」
そういえばもうすぐ付き合って一ヶ月くらいだし何か進展もするかも知れない。
まぁめぐみなら頑張ってキス…くらいかもしれないけど。
「とにかくめぐみが進もうとした時に広田くんが引いちゃったらどうにもならないから、とりあえず慣れておきなよ、はい」
胸を突きだす。
「え?はい、て…」
「だからー、めぐみがはい、て胸を出した時にそんなリアクションだったらあの子はどうするのよ。流れを壊さないように場を読まなきゃ」
そーっと手が伸びてきて、ぺたっとあたしの胸に添えられる。
「強く掴んだり痛そうなことをしなかったら大丈夫だから。めぐみはあたしより大きいよね」
「あぁ…あ!いや、大原もなかなかだと思う…よ」
気を遣われた…
「ほら?もういいの?めぐみの代わりとは言わないけどそんなんで大丈夫?」
「あ、うん…ありがとう」
「あっそ?じゃあ次は脱がし方でもやる?」
「え!?脱がせる?」
「ん?めぐみを脱がせることはない?」
「いや…そういうのもいずれはあったらいいと思うけど…」
「でしょ?はい、やってみて?」
脱がせ方レクチャーは柴田と杉本にも教えたし、同じ感じでいいよね。
「じゃあ上からね。ここにジッパーがあるから開けてみて?」
「こ、こうかな…?」
「そう。あとは頭からすぽっと脱がせる」
「…本当に…ここまで知っといた方がいいのかな…」
「まぁすぐにではないかもしれないけど…広田くんがされることなら別にいいと思うけど、広田くんがする方はどうなの?知っとかなくて大丈夫?」
コメント
3件
最高!
第25話読了〜!大原先輩がめぐみのためにここまでレクチャーするの、友情と愛情が交差しててエモすぎる😭💕 広田くんのタジタジな反応がけなげで可愛いし、最後の「されることならいいけど、する方は?」って台詞でまたまた胸熱!次が気になりすぎて夜しか眠れないよ!!作者さん、萌えをありがとうございます🌸