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お家なんてそんな暖かいものじゃない。
数十人が狭い檻の中に詰められてる。
でも皆んな頭がいいから問題は起こさない。
今日は新しい子が入ってくる
ここは1番古参の私が引っ張っていかないとね
キィと耳を塞ぎたくなるような金属音が聞こえる
時間だわ
「新しい子だ!」
「女の子だー!」
皆んなが目を輝かせている
だってスミレちゃんが入ってだいぶ経ったもの
「貴方が新しい子ね!私はヒカリよ」
「そう。」
「貴方の名前は?」
「No.13 ナイトメア とだけ」
「ナイトメア…いい響きね」
昔メアちゃんという子がいたのを思い出したわ
彼女元気かしら。
…そろそろ始まるかしら
「貴方ナイトメアって言うんだ!私はユウナだよ!!」
「アタシはノリカ!ねぇねぇ外ってどんな感じなの?」
「ここに来るまでずっと真っ暗だったからわからないわ」
「えぇ!私と一緒!」
ユウナちゃんとノリカちゃんはほんと外のことが知りたいのね
ここにいる全員、真っ暗な景色を見てきたから
何もわからないのよね
『No.13 来い』
「あっ呼ばれちゃった…」
「また後ではなそーね!」
「覚えてたらね」