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Marry me.
その言葉を誰かに言うことになるとは思わなかった。それは「私と結婚して」というプロポーズの言葉だ。
好きだ、___
アメリカ
最近、朝から吐き気がすごい。微熱も続いてるし、風邪にしては長引きすぎだろ。まさか、もしかして…いや、ないない。そう思いながら念のため検査薬を使う。結果は…
アメリカ: …っ
陽性。目を擦ってもう一度見る。確実にラインが入ってる。
アメリカ: マジか…
それは純粋に嬉しかった。ここに命が一人、宿ってる。しかも、好きな奴の。
胃液を吐いてからトイレを出る。連絡しないと…分かってはいるが。指が重い
アメリカ: 堕ろせって言われっかな…
急に不安が押し寄せてきた。そんなことを言うはずないとは思ったが、不安はなかなか消えない。もし言われたら俺はどうするべきなんだ?俺の財力ならガキ一人くらいなんとかなる。ただ、そんな頻繁に家に帰れる訳でもねぇんだよな。
アメリカ: やっぱり、言うしかねぇよな
覚悟を決めた俺はスマホを手に取った。
ソ連
俺はコーヒーを淹れてテレビで天気予報を確認していた。どうやら今日は快晴らしい。
「大事な話がある」
突然、アメリカからそんな連絡がきた。普段なら電話で済ますはずだ。電話できない環境にいるのか、電話で済ませられない内容なのか。
ソ連: なんだ?セフレ解消したいとかそういう話か?
そういえば、最近会ってないな。アメリカが会いたいと言ってこないから。俺、前回何かしたか?
アメリカの部屋で話す約束をしたので合鍵を持って家を出る。コンビニで何か買って行こう。
ソ連
鍵を開けるとリビングでアメリカが待っていた。珍しく部屋でサングラスをかけている。
アメリカ: 早いな
ソ連: お前が大事な話と言ったからな
アメリカの向かい側のソファーに座って買った栄養バーをかじる。
アメリカ: またそれ食べてんのか
ソ連:いいだろう別に、朝はコーヒーしか飲んでない
アメリカ: 俺だって
ソ連: はぁ…話をそらすな。何の話なんだ?
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空中に浮いた猫
アメリカ: …
黙ってしまった。俺は仕方なくアメリカの目を手で塞いだ。
ソ連: いいか?ここには俺とお前しかいない
反対の手で優しく背中を撫でる。
ソ連: 俺は何があってもお前を拒絶しない
俺の肩に温かい水滴が落ちてきた。そっとサングラスを外す。目が真っ赤だった。
ソ連: だから、何があったか話してくれるか?
アメリカはいつものような俺にすがるような目でこちらを見てくる。
アメリカ:妊娠…した
ソ連: それで?
アメリカ: それでって…
アメリカは俺の反応に驚いたのか涙が止まった。アメリカの涙を拭いながら俺は言った。
ソ連: それだけなら泣かないだろ?お前
アメリカ: …
ソ連: 世界のヒーローサマの脳みそが勝手に変なこと考えたんじゃないのか?
アメリカは図星だったのか撫でられても無抵抗だった。
ソ連: 何考えてるか知らんが、俺はお前が考えてるほど薄情じゃない
アメリカ: 分かってるよ。でも…
ソ連: でも?
アメリカ:分かってても考えねぇのは別だろ
そうしてアメリカは何かを決心したようにこちらを向く。
アメリカ: Marry me.
アメリカ
言った。言ってしまった。ソ連の目を直視できない。
ソ連: それ、本気か?冗談なら…
アメリカ: 本気だ
困惑気味のソ連の言葉に被せるように俺は言った。
ソ連: 本当に俺でいいんだな
アメリカ: お前がいいんだ
ソ連: 後悔するなよ
その後、ソ連とアメリカは結婚して沢山の子宝に恵まれた二人は末永く幸せに暮らしましたとさ。
コメント
1件
うわああああめっちゃ尊い〜〜!!😭💕💕 アメリカが妊娠したって告白するシーン、不安そうなのが切なくて、でもソ連が「何があっても拒絶しない」って優しく撫でながら言うところで完全に持ってかれたよ…!そこでプロポーズ返しされる流れ、最高すぎるでしょ✨ 「後悔するなよ」からのハピエン、もっと見たかったけど余韻がエモい〜〜!!お幸せに!!!!💍🌸