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羽田空港に到着
陽理「カラスっ!トキっ!おかえり!」
トキ「ただいま!」
カラス「陽理。紹介するわね。私にナンパしてきたTというの。」
T「はじめまして、Tと申します。よろしくお願いします。」
陽理「大神陽理というの。よろしくね、T。」
カラス「私たちが学生時代の頃からナンパしようとしてたの。」
陽理「それってストーカーじゃん!」
カラス「でも、恥ずかし過ぎて声かけれなかったみたいでね、7年前の18歳の時に『USJ』でダンスを踊ってた時に私のことを特にジロジロ見てたお客さんがTなの。しかも、私のことを天使アイドルと思ってくれたみたいよ。」
そのやりとりを聴いたTはこれはまずいと思い、。顔を赤くしたのだった。
陽理「カラスを天使アイドルだと思ったの?まるでTがドルオタみたいじゃん!でも、ずっと我慢してたんだよね。ストーカーだと思われたくなくて。それで大人になって、声を掛けてきたんだよね。凄いことだよ。」
T「ありがとうございます。」と頭を下げて、4人で黒井家に向かったのだった。
東京フリーク区にて
黒井家に到着した時に陽理と別れた。
黒井家
トキ「ママ!」
白川フィンリー「トキ!おかえり!元気にしてた?」
トキ「うん。してた!」
そう言って、フィンリーはトキにさようならを言い、車で白川家に向かったのだった。
コウモリ「カラス!このお兄さんは誰だい?」
カラス「黒井家の中を見学したいTというの。」
T「よろしくお願いします。」
メラ「本当に大丈夫なの?」
T「はい。覚悟しています。あっ!そうだ!お土産を持ってきました。ハブ肉とイラブー汁というウミヘビのスープです。」
コウモリ「ありがとう!是非うちにおいでよ。いつでも泊まっていいからさ!」とフランクに話しかけていた。
T「私がその料理を作りますので、いいですか?」
コウモリ「執事のヨトゥンに任せればいいよ!」
T「そうですか。でも、ヨトゥンさんのしてるところを見学してもいいですか?」
コウモリ「全然いいよ!」
T「ありがとうございます!」
第三章:Tの黒井家への適応T「ヨトゥンさん、ですよね?」
ヨトゥン「はい。そうです。」
T「あなたの見学してもいいですか?」
ヨトゥン「大丈夫ですよ。」と寡黙ながらもTを受け入れてくれた。
ヨトゥン「あなたがお土産として持ってきたウミヘビのスープやハブの肉を夕飯にしましょう。私はそれを料理するので。あなたへのお礼です」
T「ありがとうございます。」
と初対面ながら家族のようなやり取りをしていた。
木刀室にて
カラス「あなたがここで暮らすなら、家族を守るために強くならないと。いい?」
T「はい。」
カラス「ではこれを持って」と木刀を一本渡された。
T「ふぅ…」と真剣な眼差しでカラスを見た。
カラス「その構えはどこで覚えたの?」
T「時代劇やゲームですよ!それから私はフェンシングをしてたことがあるんですよ。」
カラス「そう、なら生き延びれそうね。始めるわよ。」
T「はい。」
とカラスとTの打ち込みが始まった。
トキは黒井家の執事、ピアニスト兼ボディガードを務めていた。カラスから武術を教わっていたため、習得済みである。
トキ「ねぇ、T。だいぶ慣れてきたみたいだね。」
T「ありがとうございます。あなたたちが案内してくれてたおかげですよ。」
カラス「もう、ここに住んでもいいわよ。あなたはここの住人だから。パパからお許しが出たの。今日からあなたは黒井Tと名乗ってもいいわよ。もうここの養子で、私はあなたの義理の妹。トキはあなたの義理の姉よ。」
T「本当に….嬉しいです。黒井Tと名乗れるなんて…実は私は両親がいなくて、変わり者でひとりぼっちだったんです。児童養護施設で育てられて、施設出身だということを隠して生きていたんです。相談する人もほとんどいなくて….介護施設で働く時もそうでした。でも、カラスさんやトキさんに出会えて本当によかったです。」と涙ながらに告白した。
トキがTを実の弟のように思ったのか抱きしめた
トキ「辛かったよね。でも、私たちは家族だから。困ったらいつでも聴いていいから」
その翌日
夕方
Tは一本の写真を見つけた。「誰だ?この写真の中にいる女の子は?」と。
カラス「その人は女の子じゃないわよ。ウィリアムズ症候群を患っていた毒島はじめよ。しかも外見は10歳のまま成長が止まってしまったの。エルフの血が入ったミュータントでもあるの。年は50歳を過ぎてるの。私の家で黒井愛という偽名で養子として過ごしていたの。」
Tの心の声「言っちゃいけなかったかな?まずいのかな?」と心配そうに言った。
T「それで、どうなったんですか?」
カラス「7年前に私と戦って負けて、逮捕されて、今は警察病院へ入院してるの。」
トキ「20年以上前になるんだけど、私が小学生の時は、彼女を双子のお姉ちゃんとして仲良くしてたけど、彼女が人を殺してることを見てて本当に怖かったの。そのせいで自分のパパが殺されたの。私が『きょうだい』が欲しいって言ったせいで!」と泣き出した。
Tもこの話を聞いて一緒に泣き出して、トキを抱きしめた。
「辛かったですよね。でも、あなたのせいではないですから。その毒島はじめという人は怖い人でしたよね。」
カラス「彼女は幼少期は母親から虐待を受けていたの。それで愛情を受けずに育ったの。自分の小さい見た目を活かして、年齢を偽って各地の家庭へ転々としてたの。父親を誘惑したけど、失敗して、殺して家を放火した危険人物なの。」
トキを抱きしめたTは「可哀想な人でしたよね。でも、彼女のやってることは同情することはできませんよね!」と複雑な表情で答えた。
Tの心の声「はじめが幼少期に親に虐待を受けていたなんて。それで理想の父親に恋をして結婚したい。けど、失敗しては殺して破滅の道を歩んでいる。毒島はじめと私はある意味鏡写しのような存在だ。もし警察病院を脱走したら、彼女の思いを受け止めて戦うしかない」
と複雑な気持ちだけど、大きな決断をするのであった。
TO BE CONTINUED.
#無能力者
鳳蓮荘
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#外国人キャラ多め
コメント
1件
読み終わりました!Tくんが「黒井」の姓をもらって本当の家族になる流れ、じんわり温かかったです。でも後半で毒島はじめの話が出てきて、空気が一変しましたね…。虐待の連鎖と「鏡写し」に気づくTくんの決意が重くて、続きが気になります。Tくんの過去も少しずつ明かされて、キャラの立体的な厚みが出てきたところだなと感じました。