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#にじさんじBL
蒼月
6,110
はみぃ
75
晴
225
柔らかく温かい‥‥
ただ重ねただけの唇
ロウの肌の匂い
思わず抱きしめようとした手は硬く結んだ
「‥‥ロウ?」
「‥‥‥‥‥‥」
返事は無く、代わりにもう一度唇が触れた
「‥‥無理してへんか?」
「マナ」
「なに?」
「‥‥俺の事‥‥汚くない?」
「えっ⁈何それ」
「俺‥‥汚いから」
そんな事思ってたんか?
あの男のせいで‥‥
今度目の前に現れたら本当にどうにかしてしまいそうだ
「そんな事一度も思った事ないよ」
「しても‥‥良いのか?」
「は?‥‥そんなの聞かなくたって俺は‥‥」
言い終える前にロウが服を脱ぎ出す
「ロウ?ちょっと‥‥」
「‥‥‥‥やめる?」
「そうじゃない!そうじゃないけど」
言いかけて笑ってしまう
ロウらしいというか
「ちゃんとキスしてもいい?」
「さっきして‥‥」
「もっとちゃんと」
「え?っ‥‥んっ‥‥」
触れるだけじゃ無くて‥‥
もっとロウを感じたいから
唇を合わせ、ロウの舌へ舌を絡める
そしてゆっくりとロウの体を抱きしめた
唇を離し額を合わせたままロウの目を見る
ゆっくりと開いたロウの目は熱を孕んでいた
その顔を見ると背筋がゾクゾクする
もっとロウを俺だけのものにしたい
そんな支配欲が俺を雄にする
その時ロウが俺のものに手をかけて来た
「いいよマナ。もう来ても」
「コラっ!そんな事したらアカン!」
「それとも口でして欲しいか?」
ロウが頭を下に向ける
そのロウの肩を掴み、俺は枕へとロウを押し倒した
「そんな事言ってたら優しくしてやれへんくなるって」
「いいよ‥‥俺だってマナが欲しい‥‥」
「そんなの‥‥俺だって一緒や」
いつも最初はこんなに積極的じゃないくせに
きっと俺のことを思って言ってるんだろう
だから俺はお前の事を離せない
「入れるよ」
「‥‥‥‥ん」
「‥‥痛くない?」
「‥‥気持ち良い」
「ロウの良いところはここだろ?」
「っあ!‥‥マナっ!」
「なに?‥‥やめよか?」
「んやっ!‥‥して‥‥」
「‥‥えぇで」
ロウの善がる場所を突きながら奥まで入っていく
もちろんロウの様子を見ながら
「あぁっ、マナ!」
「ん?」
「もっと‥‥んっ‥‥もっとして」
「しとるよ?」
「いつもと違うっ‥‥だろって‥‥」
「違わへんよ」
「マナの好きにして良いからっ‥‥」
「‥‥煽るなって」
好きにしろと言いながら俺の事を締め付けて離さないロウの中を激しく突き上げた
「マナっ!‥‥あぁっマナっ!」
「ロウ‥‥好きやで‥‥ロウは?」
「あぁっ‥‥そんなの今‥‥っ‥‥」
「こういう時しか言わんくせに」
「そんな事っ‥‥」
「俺の事好き?」
「‥‥‥‥好き」
「‥‥俺もっ!」
「あぁぁっ!やっ‥‥待っていくっ!!」
「えぇよ‥‥全部出して‥‥」
すっかり日は登りきっともうすぐお昼になる頃だ
隣で眠るロウを見ていると、その目がゆっくりと開いた
「おはよう」
「‥‥ん」
「今日は何する?」
「‥‥‥‥一緒にいる」
「‥‥そうやな」
陽の光に包まれたロウを抱きしめる
こんな毎日が続くように
ずっと一緒にに居ような
END.
コメント
4件
第11話、読み終わりました…。 ロウくんの「汚いから」って言葉にすごく胸が締め付けられました。あの男の呪いみたいなものがまだ残ってて、でもマナくんが「一度も思ったことない」って言い切るのが、もう本当に優しくて。 「ずっと一緒にに居ような」って終わり方、大好きです。この2人にしかない温かさが詰まってて、読んでてすごく安心しました。蒼月さん、素敵な話をありがとうございます🤍🥀