コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
白石杏体調不良
地雷さんグットバイ
遅れて申し訳ない
詳しくは後で
んじゃGo
杏視点
は~、…
何か、..、..
….頭、痛い
どういう、..こと?
フラフラと通学路を進み、真っ青な顔で頭痛を自覚する
何かものすごく気持ち悪い..
何か、..吐きそうって感じじゃない方の気持ち悪い
ぇ〜..どう、しよう
今からでも家、帰ったほういいかな..
や、でも..学校もう目の前だし..
うぅ..どうするべき..
油断すると意識飛びそう…
ほんっとうに気持ち悪い
もう、..ヤダ..
すると、後ろから聞き覚えのある声がした
瑞希「あ〜ん!おはよ…ぉぉ??」
このサイドテールのピンク髪の可愛い子は私のクラスメイト
瑞希は学校に来ない日が多いけど、クラスでは一番仲がいい!
と言うけど、今は会いたくなかっ、た..
瑞希は凄い..何か心の中を読めるー?っていう感じでね..
すぐに体調悪いって気づかれると思うし、..
っていうか、反応的にもうバレてる..?
いや、大丈夫、..な、はず
瑞希「あ〜..、杏、学校までと家まで、どっち近い?」
杏「ぇ、あ..学、校」
いきなり話が飛んでビックリしながら答える
..今の大丈夫だった⁉..バレてないよねっ?
瑞希「うん、分かった。学校まで歩ける?」
杏「へ、..うん、大..丈夫」
待って待って待って待って待って待って待って待って………?????
えええええ….?
バレてないよねっ??バレてないよねっ???
大丈夫だよねっ??
うん!、じゃ、早く行こう
と瑞希は言って一緒にあるき出す
…………本当は、もう歩きたくない..
頭痛いし、気持ち悪いし、意識飛びそうだし
もう無理無理無理…
いや、..でも大丈夫、大丈夫
バレて、ッ..ない、
大丈夫大丈夫大丈夫、辛くない辛くない辛くない
…、..無理..、だ
助けて..ッ、辛い、つらい..ッ
ヤダ、…だれ、か
杏「みず、き…」
制服の裾を少し掴み、
声を振り絞る
ぐらりと視界が傾き、驚いたようにこちらを見る瑞希の顔が渦巻いている
まるで泣いているときのように視界がグルグル回る
ああ、ごめん、瑞希
迷惑かけてごめんね
ガンっと自分の体に衝撃が走る
それとともに意識は消えていった
瑞希「!..杏ッ、!」
最後に、瑞希の声が聞こえた気がした
瑞希視点
想像以上に早く杏が倒れた
あったときから顔色すっごい悪いしフラフラだったから倒れる予想はついていたけど…
まさかこんな早く倒れるとは…
えーっととりあえず学校連れてくのがいいよね
でも杏を担げても杏の荷物とボクの荷物は持てないし..
誰か呼ぶのが一番いいけど..
こっち側の家の人って後いるっけ..?
最悪、類のロボットちゃん連れてくればいいけどここで使うと悪目立ちするよね..
いや、その時は類を連れてきたほうが効率的か
まあそれは最終手段として、..どうしようかなぁ…
ぅ〜、…
冬弥「暁山、!白石!」
瑞希「うぇッ!?」
いきなり後ろからポンッと手を置かれて変な声がでる
後ろを見ると少し息を弾ませてる冬弥くんがいた
瑞希「と、冬弥くんかぁ〜..ビックリしたぁ..」
まだバクバクする心臓を落ち着かせながら話す
冬弥「驚かせてしまったか、すまない」
瑞希「ううん、全然大丈夫!」
冬弥「よかった、それで、白石は..どうなっているんだ?」
冬弥くんの顔には完全に焦りの色が出ている
瑞希「じつは..カクカクシカジカでね..」
冬弥「そうだったのか、ならば俺が白石を学校まで運ぼう」
瑞希「わ〜!ありがと~!荷物は持っておくから頑張って!」
冬弥「ああ、任せてくれ」
こういう感じで杏を運んでくれることになった
いや~本当に助かった
グッドタイミングすぎるし!
一番は類のロボットが来て悪目立ちすることだったから、
冬弥くんが来てくれて本当に助かった!
…、まあ何もしなくても悪目立ちは、..してるのかな、
ううん、いまはこのことじゃない
今考えるのは目の前で倒れた友達のことだ
そろそろ学校に着くし、今目の前にあることを考えよう
瑞希「..やっぱり人運んでると注目浴びるね〜..」
冬弥「そうだな..少しばかり視線が痛い..」
瑞希「ごめんね〜..巻き込んじゃって」
冬弥「いや、全然大丈夫だ。話を吹っ掛けたのはこちらだからな」
瑞希「そっか、..」
今は保健室に向かう途中までの道なんだけど、..ものすごく視線が痛い
大丈夫かな..この..絵面的に..
今はボクが三人分の荷物を持っていて
冬弥くんは杏をお姫様抱っこしてる
そこまで変な感じじゃないと思うけど、
多分原因は冬弥くんがこの学校の中でもかなりのイケメンだから..かな?
結構モテるんだよね〜
この前も一緒にご飯食べた時また告白されたって言ってたし
普通の人だと嬉しいだろうけど、
それ故に回答に困るからねぇ〜
冬弥くん自身も、モテてることに気付いてないっぽいけどね
そうこうしてるうちに保健室の前まで来た
冬弥くんと顔を見合わせ、ドアを開ける
先生「あら..さっきから廊下が騒がしいと思ったら..成程」
この先生の発言にボクと冬弥くんは目を丸くする
..ぁ〜そういえば保健室にサボりで来てる噂好きのギャルがいたらしいなぁ
そりゃ冬弥くんの存在は知ってるよなぁ
先生「その抱えてる子は倒れたのかしら?症状を見た感じ、普通の風邪っぽいけど..」
瑞希「ぁ、は、はい!道端で倒れちゃって..」
先生「そっか、ほら入って親御さんがくるまでは寝かせとくから」
瑞希「はーい、ほら冬弥くん行くよ」
冬弥「あ、ああ、」
少し動揺しつつもちゃんと杏は抱えてるのはさすが冬弥くんだ
杏をベットに寝かせ、先生が体温計を取り出す
どうやら熱は38.8度もあったらしい
さてと、杏は起きたらお説教の時間が待ち構えてるかもしれないねぇ
ふふふ、ボクからは何も言わないけど
杏は絶対にうぅ〜っとうめき声を上げるだろうねぇ
これを連絡したら一件落着!
ボクの役目は完了だ
ポケットからスマホを取り出し、電話をかける
数コールでガチャっと音がする
瑞希「もっしもーし!今すぐ保健室に来てくださーい!」
瑞希「ん〜?いきなりなんだってね?」
瑞希「杏が風邪引いて倒れたんだよ」
瑞希「そーそー、出番だよビビバスのお母さんっ!」
瑞希「えっへへ〜..うん!じゃーねー」
ガチャ
冬弥「…??誰と話していたんだ?」
杏を布団に寝かせおわった冬弥くんが不思議そうに話しかけてくる
瑞希「ん〜?それはね〜ビビバスのお母さんこと、東雲彰人くんだよっ!」
完
うーはー..
詳しくはのち投稿します..
じゃあね