テラーノベル
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ヌオーと出会ったのは、まだヌオーが進化していない時。
雨上がりの下校時間に家の庭の植木の上で寝ていたのでそれを捕まえた。
もともとポケモンを持っていなかった僕はちょうどいいと思って、ウパーを育てることにした。
ウパーというポケモンは、著しく人懐っこくてゆっくりしている。
初めてボールからウパーを出した時はかなり驚いた。
不意をついて捕まえたこちらにニコニコしてよってくるからだ。
とりあえず持ち上げてソファに置いてからキッチンに行くと、またついてくる。
なぜかこいつは満面の笑みでずっとついてくるのだ。
「本当にお前元野生ポケモンなのか?」『ウパッ』
警戒心がなさすぎやしないか…
そんなわけで、登下校にもついてきた。
ウパーのお陰で、僕は一応少し人気が増えた。
僕じゃなくてウパー目当てで話しかけられるのはちょっと悲しいけど。
そしてある日、ウパーは登校について来ずに残り湯に浸かっていた。
気分を害したわけでもなければ病気や異常もない。
その日は深く考えずに学校を終わらせて風呂場に戻ると、青い光がウパーを包みこんで
ウパーはヌオーに進化していた。
「う、ウパーだよな?でかくね?」『ヌォン』
体長は140cmくらいだろうか。手乗りサイズが急に抱き枕くらいの大きさになっていた。
ヌオーになると、ウパーの時よりも食べる量が増えた。
と言っても、うちのヌオーは少食らしい。
ヌオーになってから、一気に水道代が減った。急に家庭的になるが、ヌオーは色々と手伝ってくれる。
初めてねっとうを覚えたところは風呂場だし、初めてバブルこうせんを覚えたところはキッチンだ。
ヌオーが自分の技を攻撃に使っているところをあまり見たことがない。
話は変わるが、うちのヌオーの特性はてんねん、性格はずぶとい個体らしい。
学校で習ったが、あまり覚えてない。
確かてんねんは相手の能力変化を無効化する特性で、ずぶとい性格は体力と防御が上がりやすいんだっけな。
なので、バトルの実習授業は毎回泥仕合になりやすい。
ヌオーの技構成はバトルの強い友達に考えてもらった。
じこさいせい、どくどく、あくび、ねっとうだ。
あまりにも長引くためヌオーは実習の授業になると『ヌ゙↑ゥゥゥゥン↓』と似た言語化し難い声を出す。
違う型で戦ってみたりはするのだが、全くもって強くない。
ヌオー自身はアタッカーの方がやりたいらしいが、ヌオー一匹だけなので火力補強?などもできない。
友達はヌオーは耐久が高いから雨スタン受けループでTODを狙うのがいいって言っていたが何もわからない。
また違うポケモンを捕まえたほうが良いのかもしれない。
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どうも!ヌオ民です!
ヌオー可愛いなぁ(自分でニヤニヤしながら書いてる)
次新しいポケモン出すつもりなのでリクエストぜひして下さい!
次回予告:ヌオーと新しい手持ち
コメント
2件
ヌオ民さんアイコンイラスト使っていただきありがとうございます!
登下校ウパーについてきてほしい、、、