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ぶくま一言
桃青
「 んぐっ”、はぁ” 」
「 ぁー、きれいっ、」
薬を大量に飲み込んでは
自分の白い腕に赤い線を浮かべる
すー、すー、と何回も切るが
痛くはない、可笑しくなっちゃったのかな
ぼくの事なんか興味ないもんね、
ぼくさとみくんがいなかったら
生きていけないもん、
さとみくんには振られちゃったの、
理由は単純
ぼくが重すぎたんだって
ただ一緒にいたかっただけなのにね
「 んふ、ふわふわするぅ …、」
薬の快感に浸って、何度も
腕に赤い線を浮かべる、
もう一回薬を飲もうかと思った時
『 は、っ? 』
部屋の扉が開いた、
その前にはぼくのだいすきなさとみくん
『 おまえ、何してっ、!? 』
ぼくに駆け寄ってくれた
相当焦っちゃってる
そりゃそうだよね
ぼくの机の周りは血だらけ、
ぼくの腕からとは思えないほどの出血量
そして床に散らばっている薬
ぼくはだんだん意識が薄れていく、
「 ぼく、さとみくんが好き 」
『 そんなこといーからっ、
まずは手当てしないとっ、!! 』
そんなことって思われちゃってたんだ、
ぼくはこっそりカッターを手に持つ
ぼくのことはずっと想っててね
「 だーいすき 」
ぼくはさとみくんと目を合わせて
カッターで自分の胸を刺す
ずっと想っててくれるかな?
たぶんさとみくんは泣いてるのかなぁ、
視界が霞んでわからない。
ぼくはそこで意識を手放した
コメント
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最 高 で す ... 😢 🌟 🪄