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柔軟剤

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柔軟剤

1 - 柔軟剤の香り

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2025年12月16日

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この部屋から君の物がなくなってもうすぐ1年。

クローゼットを開けるたびに思い出す。

忘れたくても忘れられない香り

柔軟剤を変えようと何度も思った。

変えた事もあった。けど、結局この香りに戻ってしまう。

でも、その柔軟剤ももうなくなりそうだ。

そう思って車のカギを持って出かけた。

どれにしようか迷っていると、後ろから懐かしい香りがした。

思わず振り返って見ると、そこには君がいて

気が付いたら声をけてる俺がいた。


『まだ、その柔軟剤つこてんの?』

「えっ?康二?」


一瞬、びっくりした顔を見せる君。


「康二こそ。」


そう言って俺のカゴの中を見ると同じものを買っていた。


『好き匂いやし。そっちこそ』

「私だって好きな香りだから」

『今日、休みなん?』

「うん。康二もオフ?」

『まぁな。この後、時間ある?うちでコーヒーでも飲んでいかん?』

「うーん。いいよ。久しぶりに康二の淹れたコーヒー飲みたいし」


そう言って、あの日の懐かしい気持ちがよみがえる。

お互いの事をたくさん話した。


しばらくして、俺の家のクローゼットはまたあの柔軟剤の香りがする服でいっぱいになった。

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