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始まりはある一言だった「やっぱりその成績では第1志望校どころか第3希望も難しいね〜」本当にその一言だった。
「どうにかなりませんか?」母は必死に訴えている。かく言う私は上の空である。何故かと言うと正直もう諦めている、成績はどう足掻いても良くてオール3さらに数少ない取り柄である並外れた身体能力や聴力があるにも関わらず。部活に入らずゴロゴロしていたツケが回ってきたのだ。「あなたはビーストですからビーストの専門学校ならあるんですが、、、」なんだそれ、そんな名前安直な学校あるのかよと思いつい質問してしまった「その学校どうやったら行けますか!」すると先生はしばらく上を向いて「今のあなたの評定でも十二分に行くことはできます」すると真央は目を輝かせて「私ここがいいです!」と先生に元気いっぱいに訴えた。すると先生は「その学校は実技試験があります」と説明した。しかし真央はジツギシケン?ナニソレな状態なためわけもわからず「私そこがいい!」と言ってしまった。すると「分かりました。貴方がそこまで言うのであれば先生の方から申し込んでおきます」と言われ有頂天になった。そして今現在帰路に着いているのである。すると母が「これでひとまず安心ね」とほ
っとしていた。すると真央が我に返って「私どうしよう実技試験何すんの?」と慌てふためいているのを見て「帰って調べてみたら?」という提案を母から受け帰ってそつこーでPCを起動した。そしてその先生が言っていたであろう高校を見つけた、見つけたわいいが何をどうやって見てもめちゃくちゃ綺麗な高校で「あれ?ページ間違えたかなー?」と悩んでいると「あ!試験内容調べなきゃ!」と見てみると。
「なになに?個人における身体能力と知力の総合試験!?」これにより、より頭が混乱した真央はとりあえず風呂に入るのであった。「♪ふんふふふん」と上機嫌で湯船に浸かって癒されることにしたのであった。