面白い。みんなに笑顔を振りまくアイドル的存在。愛されキャラ。超天然。身長154㎝。
結愛の親友。メンタル強め。でも可愛いところもある。身長157㎝。
イケメン…だけど市内でも有名なヤンキー。紗季の幼馴染。根はとてもやさしい。
**家族の闇を抱えている?**身長158cm。
少し恥ずかしがりや。でもしゃべることは面白い。ちょっと意地悪っぽい。結愛の幼馴染。身長150cm。
※このお話は主人公というものがないので、コロコロ主人公が変わっていきます。
結愛目線
今日は最後のお泊りの日。
「ねえ、紗季」
「んー?」
紗季は毎日、日記を書いている。知ったのはこの2泊三日の旅行の時だったけど。
見せて。と言っても見せてくれなかった。
でもきっと、自分の気持ちをまとめる大切なものなんだろうな。
だからこそ気になっちゃうんだけどね。
まあ、それはいいとして――。
「今回の旅行は、どうだった?」
紗季がこちらを振り返る。
「ものすっごーーーーく楽しかった!」
ニコッと笑ってくれるその笑みに私もつられる。
「結愛は?」
「私も!すっごく楽しかった!!」
紗季目線
ちらっと結愛のことを見たら、変だった。
いつもの結愛じゃなかった。
なにかが、おかしい。
説明してって言われたら、できない。
けど、なにかがおかしい。
なに?なんなの?
「、、さきぃ」
背後から聞こえたのは、結愛の声じゃない。
なにか、別の声。女の人の声。
私たち二人以外に、誰かが、いる。
振り返りたくない。
でも――。
「結愛っ!」
「ん?なーに?」
結愛は寝そべってスマホを見ていた。
「結愛、なんだよね?」
「え?うん、、」
「なにも、なにもされてない?」
「もう!どうしたの?」
「え、あ、いや!なんにも!」
「?」
どういうこと?
結愛、いつも通りだった、、!
でも、さっき見たときはなにか、おかしかったのに、、!
どういうことなの?
私の、、気のせい?
「紗季!」
「(ビクッ)」
「あれ、驚かせちゃった?ごめんね?」
「ううん。大丈夫、、」
「紗季も寝たら?」
怖い。
あのおかしくなった結愛が出てきたらって思うと。
「うん、、そうする」
でも、大丈夫だよね、、!
結愛なら、きっと、大丈夫に決まってる、、!
結愛目線
どうしたんだろう、紗季。
名前読んだだけで驚くなんて、、。
さっきもなんか変だったし。
具合でも悪いのかなぁ?
「紗季も寝たら?」
「うん、、そうする」
やっぱり、なんかおかしい。
隠し事かなぁ、、?
「じゃあ、電気消すね」
「うん。ありがと」
ドクン
やばい。
あれが、来た――。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!